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怖すぎ!Netflixで観られるおすすめホラー10選【2022年春 最新版】

2018年6月14日

映画ファン必携のサービスであるNetflix。
おうちに居ながら膨大な数の映画やドラマを観ることが出来て超便利ですよね!
一方で作品数が多すぎてどれから見始めたらいいのか分かりにくいのは困りもの。

という訳で当ブログではNetflix配信作品の中で「どれが面白いのか知りたい!」という方のために、ジャンル別に厳選したおすすめ作品を紹介中です。

今回のテーマはホラー。
背筋も凍る最恐作品をまとめて紹介します!

 

※2022年2月 記事更新しました

 

ヘレディタリー/継承

2018年 アメリカ
監督:アリ・アスター
出演:トニ・コレット、ミリー・シャピロ

ヘレディタリー 継承(字幕版)

情緒不安定な母親と、その温厚な夫。
好青年の長男。
そして不思議な力を持つ妹。
微妙な不穏さをはらみつつ、四人家族は平穏に暮らしていた。
そう、ある事件が起きるまでは…。

 

結論から先に言えば人類史上最恐の映画です『ヘレディタリー/継承』。
ストーリーについては何を言ってもネタバレになってしまうので紹介しにくいですが、とにかくメンヘラ母ちゃんを演じるトニ・コレットの顔芸が怖すぎ。
『シャイニング』や『リング』に匹敵する恐怖映画の新たな金字塔。未来永劫語り継がれるであろう超傑作です。

 

 

ミッドサマー

2019年 アメリカ
監督:アリ・アスター
出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー

ミッドサマー(字幕版)

昔ながらの風習が残るスウェーデンの村に、気分転換がてら観光旅行に来た女子大生とその恋人(最近ちょっと関係ギスギス)。あと数名。
美しい自然と親切な村人に囲まれ楽しい日々を過ごす大学生達は、やがてとんでもない悪夢に見舞われることになるのだった…。

 

上で紹介した『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督が、再び世間を恐怖のドン底に叩き落とした悪夢追体験ムービー。これほどの傑作を年1本ペースで撮るとか、お前は一体何になろうとしているんだアリ・アスター。

牧歌的な前半から急転し、後半は容赦のない残虐描写で画面は常に地獄絵図。それなのに見終わった後には観客の心に謎の「癒し」を強制的に植え付けてくるという、従来の倫理観をガンガン揺さぶって来る異様な作品です。
観る前と観た後で人生が変わってしまうのでご注意。

 

 

呪怨 呪いの家

2020年 日本
出演:荒川良々、里々佳、黒島結菜

1990年代の日本を舞台に、"住むと呪われる家"にまつわる壮絶な恐怖を描く一作です。
ドラマシリーズですが1話30分・全6話なのでちょっと長い映画一本分くらいのボリューム。サクッと観られるのがグッドですね。

『呪怨』と言えば国産ホラーの代表的人気シリーズ。しかし今回は人気おばけキャラの伽椰子は登場しません。代わりに描かれるのは、実在の猟奇事件をベースにした「抗いがたい負の連鎖」と再定義された呪い。そう、本作『呪怨/呪いの家』は悪役キャラが「あ"あ"あ"」と言いながら追いかけてくる具体的な恐怖ではなく、とにかく厭なことだけが延々続く…という漠然とした雰囲気こそが主役なのでです。
日本産ホラーのブームがひとしきり過ぎ去った後だからこそ光る斬新な作風。

なお配信限定作品なので、放送コードをガン無視した凄まじいグロ描写をブッ込んできています。特に女性の〇〇を××して△△してしまう場面は国内外を問わずホラー映画史的に類を見ない超残虐シーン。鑑賞に当たっては覚悟を決めましょう(;^ω^)

あと好き過ぎてまとめページ作ってしまいました。
⇩よければこちらもどうぞ(※ネタバレ要素あるので視聴後でお願いします)。

【怖すぎ勘弁して…】『呪怨:呪いの家』関連記事まとめ

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ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス

2018年 アメリカ
製作:マイク・フラナガン
出演:カーラ・グギーノ、ティモシー・ハットン

The Haunting of Hill House [Blu-ray]

丘の上の屋敷で幼少期を過ごし、"ある事件"をきっかけにその屋敷を去ることになった兄妹たち。
彼らは大人になってから疎遠になっていたが、末妹の自殺をきっかけに自らの呪われた運命と向き合うことになるのだった。

 

気鋭のホラー監督、マイク・フラナガンによるド直球の幽霊屋敷ホラー。全10話のNetflixオリジナルドラマです。

王道かつ古典的な題材でありながら実験的な手法を多く取り入れた作風は斬新で、特に第6話の超絶長回しはスゲェの一言! 1話=約1時間がほぼワンカットで撮られており、しかも超怖い。伝説の神回ですよこれは。

強烈なドッキリ恐怖演出のみならず、破綻した一家が絆を取り戻していくヒューマンドラマも重厚。
あらゆる面で非常に完成度の高い大傑作です。もー大好き!

なおNetflixオリジナルドラマにありがちな「続きはシーズン2で!」的な引っ張りは無いので安心。きっかり1シーズンだけで完結します。
(※同スタッフによる続編『ザ・ホーンティング・オブ・ブライラマー』が製作されましたが、話はまったく別物。しかも正直イマイチ。ヒルハウスの方が断然面白かったです。)

 

 

テリファイド

2017年 アルゼンチン
監督:デミアン・ルグナ
出演:マクシ・ギヨーネ、ノルベルト・ゴンサロ

Terrified (Aterrados) [DVD]

ブエノスアイレスの郊外で超常現象が連続して発生する。
排水口から聞こえてくる不気味な声…。
歩いて家に帰ってきた少年の死体…。
夜な夜なクローゼットから現れる「何か」…。
心霊現象の専門家とともに捜査に乗り出した警官は、壮絶な恐怖を味わうことになるのだった。

 

アルゼンチン発のインディーズ系ホラー。国内では劇場未公開作というレアでマニアックな一品で、ハリウッド映画とは演出も構成も異なる独特の雰囲気が魅力です。
…と見せかけて

主人公みずから「ここは手分けして調査しよう!」というバキバキの死亡フラグを立ててくる、王道も押さえたニクイ奴。

「次元が異なる存在が同じ場所に同時に存在している」というSFチックな概念をオカルトホラーの文法で描いた独特な演出も秀逸で、ショック演出と心理ホラーのバランスが絶妙。隠れた傑作です。

 

 

ドント・ブリーズ

2016年 アメリカ
監督:フェデ・アルバレス
出演:ジェーン・レヴィ、スティーブン・ラング

ドント・ブリーズ (字幕版)

コソ泥三人組は盲目の老人の家に忍び込み大金を盗み出そうとする。
しかし盲目老人が実はチート級の戦闘能力の持ち主だったからさあ大変。反撃に遭っていきなり一人死亡だ。
残った二人は家からの脱出を試みるが、それは「息さえ出来ない」恐怖の鬼ごっこの始まりに過ぎなかった…。

 

リメイク版『死霊のはらわた』を手掛けるもコケて大不評を買ってしまった監督・主演コンビが、名誉挽回を賭けて世に放った傑作ホラーです。挽回大成功。
盲目老人の存在感がとにかく怖い。ただ腕っぷしが強いだけじゃなくて、後々明らかになるとんでもない本性が素敵すぎます。

大変な目に遭うヒロインを水樹奈々が吹き替えしているのも話題になりました。

 

 

IT "それ"が見えたら、終わり

2017年 アメリカ
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(字幕版)

平和な田舎町を突如襲う連続児童失踪事件。
独自に事件を捜査し始めた少年たちの前に、不気味なピエロの怪人が現れる…。

 

ホラー界の帝王ことスティーヴン・キングによる往年の傑作を映像化した一作です。
ピエロの悪魔「ペニーワイズ」が全編に渡って大はしゃぎし、瞬発力重視のドッキリ演出がとにかく連発されます。だいたい2分30秒に1回くらいビクゥッ!!とさせられるので、トイレを済ませてから視聴しよう!

なお冒頭の「ハァイ、ジョージィ…!」のシーンのパロディが流行り、YouTubeやニコ動で暴れまわってある意味本編以上に有名になりました(;^ω^)

少年少女の成長を描く青春映画としてもしっかりした作りで、ラストには意外な感動が待っています。彼らが大人になった後を描く続編『IT THE END』も製作されましたが…正直イマイチ。この1作目こそ至高です。

 

 

死霊館

2013年 アメリカ
家督:ジェームズ・ワン
出演:ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン

死霊館 (吹替版)

平和で平凡な一家を襲う怪奇現象の数々。
一家は心霊現象の専門家であるウォーレン夫妻に助けを求めるが…。

 

実話系ホラーの生々しさとスピード感溢れる恐怖演出が高い次元で融合し、近年のホラー映画の代表的タイトルとなった『死霊館』シリーズ、その記念すべき第一作です。

特徴はなんと言ってもシンプルに怖いこと。なにしろ予告編の時点ですでに超怖い。
視線誘導を巧みに計算した鋭い演出が全編に渡って貫かれれており、もはや芸術の域です。

それでいてドラマ部分も重厚なのがさらにグッド。
主役のウォーレン夫妻のみならず被害者家族であるキャロリン達の掘り下げまでもが丁寧で、家族の絆が悪霊への対抗手段になっていく過程が説得力よく描かれています。
「人間の善性vs超越的な悪意」という構図がシリーズ1作目にして早くも確立されており、伝説の始まりと呼ぶのにふさわしい大傑作です。

なおNetflixでは他にも死霊館シリーズが見放題で
『死霊館 エンフィールド事件』(本家第2作)
『アナベル 死霊館の人形』(スピンオフ第1作)
『アナベル 死霊人形の誕生』(スピンオフ第2作)
などがラインナップに挙がってます。全部面白いけど個人的には2作目の『エンフィールド事件』が最高!

 

 

ハロウィン

2019年 アメリカ
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア

ハロウィン(吹替版)

40年前に大量殺人を犯し、街を恐怖に陥れた伝説の怪人マイケル。
逮捕され精神病院に収監されていたマイケルだったが、ある夜ついに脱走してしまう。
マイケルの実妹であるローリーは、マイケルが必ず自分を殺しに来るであろうと確信。彼を迎え撃とうとするが…。

 

ジョン・カーペンターによる殺人鬼映画の元祖が40年ぶりに続編始動。
それまでの間にこまごまと製作されていた他の続編は威勢よく全部なかったことにされているため、事実上のリブートに近いです。したがって第1作を知らずとも本作だけでしっかり楽しめます。

マイケルと宿命の決着を果たすべく、40年間虎視眈々と牙を磨いてきたローリー(ジェイミー・リー・カーティス)が凄まじい存在感。バキバキに鍛え上げた上半身をタンクトップで包む戦闘仕様の高齢者と化しており、『ターミネーター:ニューフェイト』のリンダ・ハミルトンに比肩する超カッコイイ婆さんに仕上がっています。
最後の最後で反撃に転じる瞬間のカタルシスは超最高。

ド派手なシンセサイザーによるBGMやなど古ぼけたタイトルロゴなど、80年代のホラー映画を忠実に再現した雰囲気も超グッド。
お約束である「殺され役のザコ警官同士のしょうもない会話」もバッチリ再現されており、非常に手堅い感じにまとまっています。

 

 

スアリーストーリーズ 怖い本

2019年 アメリカ
監督:アンドレ・ウーヴレダル
出演:ゾーイ・マーガレット・コレッティ、マイケル・ガーザ

スケアリーストーリーズ 怖い本(吹替版)

ハロウィンの夜に、街はずれの幽霊屋敷に忍び込んだ高校生たち。
そこで見つけた一冊の本を開いてしまったことで、想像を絶する悪夢が始まるのだった…。

 

「本に書いてある怖い話が現実になってわが身に降りかかる」というスタンド能力みたいな呪いにロックオンされてしまった少年少女らを描く一作です。

『IT "それ"が見えたら、終わり』のヒットにあやかったドッキリ描写重視のティーン向けお化け屋敷映画ですが、特筆すべきは登場するバケモノたちのデザイン。
親指を探して歩き回る腐乱死体や、合体するバラバラ死体、皮膚の下から大量に湧き出すクモなど、ビジュアルインパクト絶大のあんちくしょうが大挙して登場します。このサービス精神の旺盛っぷりったらもう…ステキ!
特に中盤に登場する肉塊姉ちゃん「ペイルレディ」の振り切ったキモ怖さは至高。一見の価値ありです。

 

 

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