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ド派手!Netflixで観られるおすすめヒーロー映画10選!【2020年9月版】

2018年6月11日

「映画をおうちでいっぱい観たい!」という層にとって神サービス以外の何物でもないNetflix。
新旧の映画にとどまらずアニメや海外ドラマ、オリジナル作品をも豊富に取り揃えており全くもって飽きさせません。

そんなわけで当ブログでは「Netflix配信作品の中で、結局どれが面白いのか知りたい!」という方のために、ジャンル別に厳選したおすすめ作品を紹介しています。

今回のテーマはアメコミ映画
時代はヒーロー映画全盛期!
マーベル系こそディズニープラスの独占配信に譲りましたが、DC系を始めNetflixでもまだまだ魅力的な作品が目白押しです。
やっぱり映画はド派手じゃないとね!!

 

※2020年9月 記事更新しました。

 

スパイダーマン2

2004年 アメリカ
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト

スパイダーマン2 (吹替版)

私生活とヒーロー活動の両立に悩むスパイダーマン、ことピーター・パーカー。
やがてヒーローを辞める決心に至るピーターだったが、同じころ町では人工アームの怪人が暴れまわっていた!

「ヒーロー映画の元祖はどれか」という問いへの回答は諸説あるでしょうが、「今日のヒーロー映画の方向を決定づけた一作はどれか」と問われればもう間違いなくコレでしょう。『スパイダーマン2』。

悩みながらも一歩ずつ進んでいくピーターの成長物語は、ヒーロー映画に留まらない普遍的な人間賛歌が通底します。
「頑張る人は誰でもヒーロー」という真っ直ぐなメッセージは涙ナシには受け取れない!

サム・ライミ監督がドクターストレンジの次回作でマーベル映画に復帰するのは必然だったでしょう(ビックリはしたけど)。
とにかく、アベンジャーズの先祖と言える大傑作です。大好き。

 

 

ヴェノム

2018年 アメリカ
監督:ルーベン・フライシャー
出演:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ

ヴェノム (字幕版)

凶悪な地球外生命体"シンビオート"に寄生されてしまった敏腕記者のエディ。
合体により超人的なチカラを手に入れた彼は、悪の科学者と死闘を繰り広げる!

スパイダーマンの好敵手であるヴェノムを主役に据えた一本。

主人公が悪玉という異色作ではありますが…。
脚本の完成度は高いとは言えず、終始"なんとなく"で展開してしまうストーリーには若干がっかり感があります(;^ω^)

とは言えアメコミ史上類を観ないダーティーな戦いは見応え抜群!クライマックスのゲログチョぶりは必見です。
続編や関連作(いわゆるユニバース化)も順調で、今後の展開が期待されます。

 

 

ジョーカー

2019年 アメリカ
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・二―ロ

ジョーカー(字幕版)

1980年代のゴッサムシティ。
精神病に苦しむ男はコメディアンを夢見ながらもドン底の人生を歩んでいた。
ガマンにガマンを重ねてつらい日々に耐える男だったが、ある日を境にすべてのタガが外れていく…。

バットマンの永遠のライバルであるジョーカー。その誕生が描かれる一本です。

アメコミ映画というより現代版『タクシードライバー』と呼ぶべき社会派作。
本来コメディ畑のクリエイターだったトッド・フィリップスが、乾き切った笑いとともに現代社会を鋭く切り取ります。

大統領選をめぐり真っ二つに分断されるアメリカや、恐怖支配にあえぐ香港などをリアルタイムで見れば、本作で描かれる大惨事が絵空事でないのは瞭然。
衝撃的なラストはファンらの議論と波紋を呼びました。

 

 

ダークナイト

2008年 アメリカ
監督:クリス・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート

ダークナイト (字幕版)

ゴッサムシティを影から守るヒーロー、バットマン。
ゴッサムシティを狂気に陥れようとする怪人ジョーカー 。
激しく衝突する二人だったが、やがて事態はバットマンの想像を越えて悪化していく・・・。

「正義なんてものは、つまり存在しない」という主張を圧倒的な迫力で描き切り、ハリウッド映画の在り方を永遠に変えてしまった孤高の大傑作。ヒーロー映画ながらSF要素は一切登場しない、純然たる犯罪映画です。

上で紹介したホアキン版ジョーカーとはまた違う、圧倒的な存在感のジョーカーが大暴れ。演じたヒース・レジャーはこの役で伝説となりました。

とは言えDCコミック映画に「暗くすればウケる」という悪しき伝統を築いてしまった一作でもあります。
功罪あわせて映画史上稀に見る超絶インパクトを残した作品と言えるでしょう。

なお本作は三部作中の二部作目。
一作目の『バットマン ビギンズ』と完結編の『ダークナイト ライジング』もNetflix配信なので是非ともそっちもおすすめです!
個人的には『ライジング』が一番好き。

ダークナイト ライジング (字幕版)

 

 

バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生

2016年 アメリカ
監督:ザック・スナイダー
出演:ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(字幕版)

スーパーマンの超越的なチカラを脅威に感じ始めるバットマン。
レックス・ルーサーはその猜疑心を巧みに利用し、二大ヒーローを激突させようと企む…!

バットマン映画が続きますが、こちらはダークナイト三部作から仕切り直しを図ったまったく別のお話。いわゆるDCEU(DCエクステンデッドユニバース)。

過去の映画版とはまったく異なる、人生や社会に深い諦めを抱くやさぐれ切ったバットマンが魅力的。意地でも不殺を貫いていたノーラン版バットマンは何だったのかと言いたくなるほど景気よくブチ殺しまくります。

二大ヒーローを無理やり闘わせようとする強引なストーリー展開にはややヘキエキしますが、ラストに満を持して登場するワンダーウーマンがすべて解決してくれるので無問題。
大好きな一作です。

 

 

アクアマン

2018年 アメリカ
監督:ジェームズ・ワン
出演:ジェイソン・モモア、ニコール・キッドマン

アクアマン(吹替版)

海を統べる王の血をひく男、アーサー。
バットマンやスーパーマンと共闘した後は気ままな日々を過ごしていた彼だったが、海底世界の支配を目論む異父兄弟を阻止するため玉座をかけた戦いへと乗り出す。

『ジャスティスリーグ』がスベってガタガタになっていたDC映画を復活させた大ヒット作。
高貴な血を引いているけどやんちゃで、それでいて兄貴肌のアクアマンが大活躍です。どことなくアベンジャーズのソーを彷彿とさせるかも…コメディタッチのところとか含めて。

『ワイルドスピード』シリーズでブイブイ言わせたジェームズ・ワン監督らしく、スピード感あふれる水中アクションはキレ味場抜群。終盤に大怪獣バトルへ発展するところも心得た作りです。

あと監督つながりで呪い人形のアナベルちゃんが一瞬登場するキュートなファンサービスも憎い。

 

 

シャザム!

2019年
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
出演:ザッカリー・リーヴァイ、マーク・ストロング

シャザム!(吹替版)

孤児のビリーは偶然からスーパーパワーを得て、無敵の超人へと変身する。
その力を使って邪悪な存在と戦うはずだったビリーだが、そんな運命はガン無視して悪友のフレディとともに自分の活躍をYoutubeで流しまくるのだった。

DC映画のヒット作からもう一本。スーパーマンや上で紹介したアクアマンと直接の接点は無いけれど、シャザムもまたDCヒーローの一角です。

アメコミヒーローの定石をことごとくパロディ化した笑いが見どころ。アメコミ映画と言うよりメタ・アメコミ映画です。DC版『デッドプール』と言えるかも。

もちろんふざけ倒した映画ではなく「家族」をテーマに意外とシニカルなストーリーが展開するのも面白い点。
続編企画も順調で、今後人気シリーズ化間違いナシの注目作です。
頼むジャスティスリーグに合流してくれ!シャザムとフラッシュのカラミが見たいんじゃーー!!

 

 

ニンジャバットマン

2018年 日本
監督:水崎淳平
出演:山寺宏一、高木渉、加隈亜衣

ニンジャバットマン

ジョーカーやハーレクインらゴッサムシティの大物ヴィランたちが戦国時代にタイムスリップ。
悪党どもが群雄割拠するハチャメチャな戦国日本を舞台に、バットマンの新たな戦いが始まる!

中島かずきによる暴走上等の脚本が冴えわたる、異色の和製アメコミ映画。開始10分でクライマックス級の盛り上がりを見せるテンション重視の構成がステキ。

全編通して「大真面目にバカをやる」の極致で、特にラストの展開はふざけ過ぎかハジケ過ぎか判断に迷うところ。でも面白いから何でもいいや!

長編映画としては映像化の機会がレアなレッドフードやゴリラクロッドが登場するのも嬉しいポイント。それに一本の映画の中で歴代ロビンが初代から4代目までそろうのは後にも先にも本作だけじゃなかろうか。

 

 

オールド・ガード

2020年 アメリカ
監督:ジーナ・プリンス=バイスウッド
出演:シャーリーズ・セロン、キキ・レイン

何世紀もの間、歴史の裏でひそかに人類を守ってきた不老不死の戦士たち。
そしてその能力をつけ狙う悪党ども。
壮絶な戦いの幕が切って落とされる!

"撃たれても死なないけど、色々制限があってそこまで無敵じゃない"というスリリングな設定のもと、4人の不死同胞とともに戦うセロンが超カッコイイ!

『イーオン・フラックス』から『アトミック・ブロンド』まで、長年にわたり闘う女性を演じ続けてきたシャーリーズ・セロンのある意味集大成です。

アメコミ感あふれるセロンのカッチョイイ武器にも注目です!

 

 

アンブレラ・アカデミー

2019年~ アメリカ
製作:スティーブ・ブラックマン
出演:エレン・ペイジ、トム・ホッパー

不思議な力を持つ子供を集めて結成された学校「アンブレラアカデミー」。
兄妹として活躍する7人の超能力少年少女だったが、大人になった後は互いに疎遠になっていた…。
しかし世界終焉の危機を前に、ふたたび兄妹が集結する!

マイケミのボーカル、ジェラルド・ウェイが原作を手掛けた異色のヒーロードラマ。Netflixオリジナル作品です。

エックスメンっぽい設定ながら、ソリッドなSFと言うよりむしろファンタジー寄りの雰囲気が特徴。とにかく話が奇想天外。

シーズン1は若干もたつき感がありましたが、シーズン2は断然面白くなってきました。今後の展開が期待される注目株です。

 

 

 まだまだあるぞおすすめ映画!

当ブログではアメコミ/ヒーロー映画以外のジャンルでもNetflixで観られるおすすめ作品を紹介中です。
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