震えて笑え!Netflixで観るホラーコメディ3選

恐怖と笑いは紙一重。だったら笑えるホラーこそが真のエンタメかもしれません。
この記事ではNetflixで気軽に楽しめるホラーコメディのおすすめ三作品をご紹介します。
怖がりだけどホラーに興味がある方、ちょっと変わった映画を探している方に刺さるラインナップです。ぜひ。

 

ウェンズデー シーズン1(ドラマシリーズ)

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出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2022年
監督:ティム・バートン
主演:ジェナ・オルテガ、グウェンドリン・クリスティー、エマ・マイヤーズ

爆発的にバズったゴスの極致

アダムス・ファミリーの長女ウェンズデーが、異形の生徒が集う学園ネヴァーモアに転校してからの血と毒舌の日々を描く本作。
大御所ティム・バートン印の美術センスが新星ジェナ・オルテガの“死んだ目”と危険な化学反応を起こし、画面は常に濃密な黒と紫のゴス祭りだ。

殺人事件の謎解き、モンスターの暴走、親との確執、そして友情。盛りだくさんなのに、ウェンズデーの一言で全部が“皮肉”に包まれる。この圧倒的存在感よ。

キャラ勝ちしすぎな彼女に対し、ルームメイトのイーニッドが放つ虹色のウザかわっぷりがカウンターになるのも見もの。当ブログは断然イーニッド推し。

学園モノなのに人がバンバン死ぬのもポイント高し。残虐度も高め。それでも笑えるというバランス感覚も見事。
Netflixが自信たっぷりに看板作に据えたのも納得の逸品だ。是非おすすめ。

 

 

セーヌ川の水面の下に(映画)

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出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2024年
監督:ザヴィエ・ジャン
主演:ベンジャミン・ラヴェルネ、レア・レヴィ、アナイス・パレ

マジメ×バカ=巨大淡水魚サメ

サメがあんまりはっきりした理由のないまま淡水に適応。そのまま川で泳いで人を食い散らかす。そんな映画。

舞台はパリ、ジャンルはサメ。この時点で「???」だが、テンションはなぜか全編妙に深刻で社会派ぶっている。
つまり本作の真価はそんな「知的な顔をしながら“マジメにバカ”を突き詰めた」その姿勢にある。例えるなら「オペラ歌手が舞台でライトアップされながら素晴らしい美声でアンパンマーチを歌いあげる」そんな違和感だ。

特に環境問題への警鐘を鳴らす活動家がサメに優しく語りかけてそのまま食われるくだりは、惨劇描写がガチなことも含めて「マジメバカ」の境地。サメ映画の新時代を告げる一作として、観る価値は十分にある。

 

 

デイシフト(映画)

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出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2022年
監督:J・J・ペリー
主演:ジェイミー・フォックス、デイヴ・フランコ、スヌープ・ドッグ

昼は清掃員 夜はヴァンパイアハンター

サンフェルナンド・バレーでプール清掃員として働く父親が、実は吸血鬼ハンターだった——という設定だけでもうB級映画的には勝ち確。ジェイミー・フォックス演じる主人公は、娘の学費と家賃に追われながら『コンスタンティン』を彷彿とさせる謎ウェポンで吸血鬼をぶっ飛ばす。

アクションはキレッキレ、笑いはゆるゆる。だがこの温度差が妙に心地よい。
フォックスはアカデミー賞俳優のくせに、こういうB級映画でこそ輝く。いっつもそう。彼の“楽しんでる感”が画面全体に伝染して観てるこっちまで陽気になる。

ストーリーはお約束の連続だが、そこにツッコミを入れながら観るのが正解。Netflixがこういう“家で気軽に観られるB級快作”を量産してくれるのは大変ありがたく、もはや福祉事業の域だ。

 

 

当ブログでは気軽に観られて、でもどこか心に残る——そんな作品を掘り下げています。
他ジャンルのおすすめ三選も随時更新中ですので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

 

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