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『グリーンルーム』感想 ドア一枚隔てた外にはネオナチ特盛り!密室閉じ込められ系スリラーの傑作

新世代のゴア描写が冴える密室系ホラー『グリーンルーム』を紹介します。
1秒先が読めない激コワスリラー。

 

 

グリーンルーム

2015年 アメリカ
監督:ジェレミー・ソルニエ
出演:アントン・イェルチン、パトリック・スチュアート

グリーンルーム

 

売れないパンクロッカーたちはネオナチの集会でパフォーマンスを披露。安い出演料を貰って帰るはずだった。
しかし帰り際に殺人事件を目撃してしまい状況は一変。バンドメンバーらは口封じしようと襲い来るネオナチ連中と対峙するハメに…!

…というお話です『グリーンルーム』。
無防備丸出しのパンクバンドが部屋に閉じ込められる…ドアを開ければ死。待っててもいずれは踏み込まれて死。
閉塞感と絶望感の見事なアンサンブル。胃が痛ぇ(;^ω^)

あげくラスボスがパトリック・スチュアート。
『スタートレック』にしろ『X-MEN』にしろ思慮深い年長者キャラが持ち味のパト爺が、冷酷なネオナチとして悪役に回る…トドメの絶望感です。生存の望みは万に一つも無い…。

 

パトリック・スチュアートが凄むとこんなに怖いだなんて…。

 

さらに本作の凄まじいところは、人体破壊描写がとことん入念な点。
肉が裂け血が噴き出す特殊メイクがとにかく凝りまくっています。
単に身体が壊れて血が出るだけじゃなく、
「皮膚の下には脂肪組織があってー、そんでもってその下には筋組織があってー。そんでもってこっちの方向から刃物が入るとこういう風に肉が剥がれるの♪」
と言わんばかりの解剖学からのアプローチ。ノリノリ。

けっこうテンポよく犠牲者が増えるのも絶望感を加速させます。そして終盤の急転直下の展開と、意外な着地点が印象深い。

『ブルーリベンジ』のジェレミー・ソルニエらしい、静かに燃える暴力性が心に残る一本でした。
アントン・イェルチンR.I.P.






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