当ブログでは「Netflix配信作品の中で、結局どれが面白いのか知りたい!」という方のために、ジャンル別に厳選したおすすめ作品を紹介中。
今回のテーマはみんな大好きゾンビ映画。
Netflixで観られるグロいわ怖いわのおすすめ作品を紹介します!

『飢えた侵略者』の、何にも似てない独創的なゾンビっぷりには痺れたわ。邦題はアレだけど。
飢えた侵略者
2017年 Netflixオリジナル映画
監督:ロバン・オベール

出展:IMDb
ヒーロー的存在は登場せず、ゾンビパニックに巻き込まれてひたすら逃げ惑う一般人にスポットを当てた異色作です。
出てくるゾンビは全力疾走系ですが、ゾンビが犠牲者にむしゃぶりつく場面は敢えて画面に出さずその前後だけを描くという独特な作風。それが逆に強烈な余韻を残すので、静かなのに怖いという一種異様な雰囲気が醸し出されています。
かと言ってゴア描写がおとなしい訳でもなく、終盤には怒涛の残酷大乱戦に突入。噴水のように鮮血がほとばしるお祭り騒ぎに発展します。
あと「椅子」の使い方が面白い。
本作のゾンビは、なぜか椅子を積み上げる習性があるんですよね。しかも無数の椅子を集めて10メートルくらいの山を作ったりする。
もちろん意味なんか無い。少なくとも生きてる人間には理解できない。そこが怖い。
なおこの山積み椅子は、2025年『28年後…』のドクロ山積みオブジェに強い影響を与えたと思ってるんですが…私だけでしょうか。
とにかく知る人ぞ知るマイナー作品ですが、ゾンビ映画好きなら見て損の無い異色かつ個性的な一作です。
個別の感想記事はこちら↓
https://ofutoncinema.com/114/
カーゴ
2018年 オーストラリア Netflixオリジナル映画
監督:ヨランダ・ラムケ、ベン・ハウリング
出演:マーティン・フリーマン

出展:IMDb
ゾンビに噛まれ48時間後には自分もゾンビなることが確定してしまった男。
自分がゾンビ化すれば、真っ先に犠牲になるのは目の前の幼い娘…。どうする!?
YouTubeで公開されるや全世界の視聴者から容赦なく涙を搾り取った感動ショートムービーを長編化した一作。
残酷なシーンも多いけど滅びゆく世界における愛というテ―マに真っ向から挑んでおり、ゾンビ映画と言うよりむしろ「ゾンビも出てくる感動作」みたいな仕上がりです。
主演は名優マーティン・フリーマンで、相変わらず見事な困り顔を披露しています。この人いっつも困ってるな。
アーミー・オブ・ザ・デッド
制作:2021
監督:ザック・スナイダー
主演:デイヴ・バウティスタ、エラ・パーネル、マティアス・シュヴァイクホファー
ゾンビ映画から「資本主義の批判」や「消費社会への警鐘」などの意識高い系要素を威勢よく剥ぎ取り、痛快無比のアクション映画化してしまったのが本作『アーミー・オブ・ザ・デッド』です。
ゾンビパニックが起きたけど、一応ラスベガスの一帯だけにゾンビの封じ込めが成功した世界。
そのラスベガスに残された大金を目当てに、よせばいいのに荒くれものがゾンビエリアに突入!当然血の雨が降る!
とにかく敵も味方も、良い奴も悪い奴もジャンジャンばりばり死にます。
特に悪い奴はズッタズタのぐっちゃんぐっちゃんにされて死ぬ。
「可哀そうだな」とか思う暇はありません。とにかくエンタメ化されたド派手な死が堪能できる、それが本作の魅力です。
わがまま放題の娘(わがままのせいで何人か死ぬ)を演じているのはエラ・パーネル。
本作当時はまだブレイク前でしたが、2025年現在はドラマ版『フォールアウト』の目デカ子ちゃんとして世界的な人気者です。やったねエラちゃん!出番がふえるよ!

Netflixで観る映画探してるなら、こちらの記事がおすすめです。


ホラー映画好きならこっちもおすすめよ。

コメント
10/08現在、ジョージ A ロメロの映画はネットフリックスで見れませんよ。私のアカウントで検索した限りは。