Netflixで「笑える映画」を探しているなら、ここです。
本記事では語り継ぎたいコメディ作品を3本だけ厳選して紹介します。

『ブルックリンナインナイン』は激推し。
レッドノーティス
2021年 アメリカ
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ドゥウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドット

超豪華な俳優+ゆるゆる過ぎるストーリー!
筋肉の塊みたいなFBI捜査官ハートリーは、世界的美術品泥棒ノーランと組んで謎めいた美女怪盗ビショップを追う!
ドゥウェイン・ジョンソンとライアン・レイノルズとガル・ガドットという、ハリウッドの頂点を上から3人連れてきて主演させたアクションコメディ。公開11日で2億回以上の再生回数を稼いだネトフリ始まって以来の大ヒット作だ。
ストーリーもアクション演出も「そうはならんやろ…」と頭を抱えたくなるテキトーさで、背景もスタジオセット感丸出し。セリフなんかハリウッドの楽屋ネタ満載で、まるで全編ふざけて撮っているかのような脱力テイストである。
そのくせ爆発シーンだけは大迫力で、カメオ出演の顔ぶれも異常に豪華。あの大物ミュージシャン、あの扱いでいいんか…。
映画としての完成度より「エンタメってのはこう!」と開き直る潔さが魅力だ。
疲れた脳に笑いと爆発を届ける、ただスカッとしたい夜にこれ以上の選択肢は無いと言える1本。
ブルックリン ナイン-ナイン
2013年~ アメリカ
監督:マイケル・シュア、ダン・ゴーア
出演:アンディ・サムバーグ、メリッサ・ファメロ、テリー・クルーズ
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どんな時も笑わせてくれるアイツたち!
ニューヨーク市警99分署。
ここでは事件解決と並行してボケとツッコミに命を懸ける警官たちが、今日も楽しく職務を遂行している。
お調子者で天才肌のジェイク・ペラルタ、几帳面すぎて人生が空回るエイミー・サンティアゴ、筋肉と育児に全振りしたテリー・ジェフリーズほか諸々。
全員キャラの立具合が半端じゃない。
1話30分でサクッと観られるのに、毎回複数エピソードを同時進行させる密度もキープ。オチも必ずビシっとキマる。この脚本力はもはや曲芸の域だ。
そして遠藤樽助をはじめ、日本語吹き替えのクオリティも限界突破が甚だしい。まさに笑いのマシンガン。
観ていて厭な気持ちになる瞬間が1ミリもないという稀有な作品。
笑いの処方箋として常備しておきたい一作だ。
個別の紹介記事はこちら。もう大好きすぎて…
ドント・ルック・アップ

2021年 アメリカ
監督:アダム・マッケイ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス
ミシガン州の大学で天文学を研究するケイト(ジェニファー・ローレンス)が、地球に向かって猛スピードで接近する巨大彗星を発見。
教授のミンディ(レオナルド・ディカプリオ)と共にホワイトハウスへ警告に向かうが、待っていたのはバカの頂点のような連中だった。
究極の社会風刺コメディ
科学者たちが必死に警鐘を鳴らすも、世間は「彗星?はぁ?」とばかりに無関心。
テレビ番組で真顔で語っても、司会者が「それって恋愛に例えると?」とか聞いてくる有様だ。しかもその司会者が、他作品ではガラドリエル様とか知性の極みみたいなキャラを演じてきたケイト・ブランシェットっていうね。
政府関係者もIQ壊滅連中ばかりで、特にジョナ・ヒル演じるウザい補佐官はバカ人類代表として圧倒的な説得力。
そしてさらに凄いのは、笑いながらも現実との符合とに気づかされる点にある。
彗星の存在をただ感情的に否定する人々の姿は、現実の問題には目もくれず「なんとかファースト」とかに喜んで熱狂する現代社会とあまりに合致する。
いじわる過ぎる社会風刺だが、これが笑えるうちはまだ大丈夫…という楽観的さも併せ持つ尖ったコメディ。
という訳でおすすめのNetflixおすすめコメディでした。

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ぜひのぞいていって。

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