流血警報!暴力の美学が炸裂するNetflixアクション映画3選

Netflixで観るべきアクション映画、探していませんか?
今回は、流血多め、暴力描写ガチめの作品を3本厳選してご紹介します。
痛みの向こうにあるドラマ、そして刃物と銃弾が織りなす美学に酔いしれる覚悟がある方だけ、どうぞお進みください。流血が苦手な方はブラウザそっ閉じ推奨。

 

シャドー・オブ・ナイト

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出典:httpswww.themoviedb.org

制作:2018年
監督:ティモ・ジャヤント
主演:ジョー・タスリム、イコ・ウワイス、ジュリー・エステル

残虐ファイトの満漢全席

この映画、まず最初に言っておく。殺し方のバリエーションが異常
回転ノコギリ?わかる。
牛肉?えっ。
ビリヤードの球?もう何でもアリ。
殺し屋たちが武器屋じゃなくてドン・キホーテではしゃいでいるとしか思えない。

殺し屋の主人公イトウは、少女を守るために組織を裏切る――という、むせかえるほどありがちなストーリー。しかし実際始まったのは無垢な命を守る正義の戦いどころか、どんなアイテムでなら人を殺せるかを順番に試す地獄のワークショップだ。

イコ・ウワイスとの最終戦は、友情と殺意が交差する最大の盛り上がりどころ。『ザ・レイド2』を彷彿とさせる、決戦前の静かな一瞬に心奪われる。

とにかく暴力描写がストーリーの陳腐さを木星軌道まで吹っ飛ばすほどの勢い。
観終わったあと脳が「あ、これは芸術ですね」と言い張るのも無理はない。血と汗と牛肉で構成された、Netflix史上最も栄養価の高いバイオレンス映画。

 

 

Demon city鬼ゴロシ

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出典:httpswww.themoviedb.org

制作:2023年
監督:カワグチ・タカヒロ
主演:サカグチ・ケンジ、ミヤザキ・ユウ、アンドレ・マルティネス

正統派復讐譚、でも流血量はケタ違い

ナタが唸り、血が踊る。銃など無粋、真の殺意は刃物に宿る――そう言わんばかりに、主人公はザコ敵をナタで解体し続ける。

しかも敵は律儀に接近戦を挑んでくる。遠距離から撃てばいいのに、銃持ってわざわざナタのリーチ内に近付いて来る。完全に殺されに来てる。そこがいい。

家族を殺され自身も瀕死の重傷を負った殺し屋が、復讐のために血の雨を降らせる…
ストーリーは王道で悪く言えばありきたりだが、とにかく流血量が常軌を逸している
背景には日本の民間伝承が過剰に盛り込まれ、海外ウケ狙いのはずが逆に異様な個性を放つ。

そして極めつけは布袋寅泰のリフ。あのダサカッコよさが、画面の流血沙汰を全肯定する音楽的暴力として炸裂する。ラストの余韻も妙に沁みて、気づけば「続編はよ」と口走っている自分がいる。血まみれなのに、なぜか清々しい。

 

 

ハボック

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出典:httpswww.themoviedb.org

制作:2024年
監督:ギャレス・エバンス
主演:トム・ハーディ、フォレスト・ウィテカー

トム・ハーディの顔面力で魅せるバイオレンス刑事アクション

まず言いたい。トム・ハーディの顔面は武器だ。銃より強い。ナイフより鋭い。
本作の脚本で明らかに浮いてるショボい家族ドラマは、彼の顔面力の前に蒸発していく。

物語は汚職と陰謀が渦巻く街で刑事が地獄のような捜査に挑むという、まあよくある設定だ。
だがギャレス・エバンスが手がけた時点で、“よくある”は死語になる。『ザ・レイド』の血脈を継ぐアクションは人体破壊の物理学に忠実すぎて、観てるこっちの節々が痛くなる。
殴れば折れる、蹴れば裂ける、落ちれば砕ける。そんな当たり前を、美学として昇華したのがこの映画だ。

家族との確執?知らん。そんなものハーディが階段で敵をボコるだけで、なんとなく解決だ。
全体としては粗もあるが、顔面と暴力の説得力でねじ伏せる力作。結局、映画って“圧”なんだよな。

 

 

血まみれでも、心に残るのが本物のアクション映画です。
他にもNetflixには、熱量高めの作品がまだまだあります。
気になる方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね。

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