2024年は能登半島地震や新紙幣の登場が話題を席捲した1年でした。
今回はそんな2024年における、当ブログの推すNetflixオリジナル作品TOP5をご紹介します。
忘れられない1本との出会いの一助になれば幸いです。
🥇 地面師たち

Netflix独占
監督:大根仁
主演:綾野剛、豊川悦司
不動産詐欺「地面師」によって人生を狂わされた過去を持つ辻本拓海は、伝説の詐欺師ハリソン山中に誘われ、交渉役として地面師集団に加わる。
騙す者、騙される者、そして追う者が交錯する中、東京の不動産市場を舞台に壮絶な心理戦と犯罪劇が展開される。
最もフェティッシュな一作
不動産屋が騙されて酷い目に遭う話だから不動産屋がスポンサーに付かず制作費が集まらない…そんなもっとも過ぎる理由で地上波から追い出された過激な詐欺師ドラマ。
そうして企画はNetflixに拾われた訳だが…まさしく配信全盛時代だからこそ成立した大輪の毒花と言えるだろう。
「もうええでしょ〜!」
などなど、バズりにバズった数々の名台詞の切れ味は尋常じゃない。それらを吐く豊川悦司ら俳優陣の熱量もまたハンパじゃない。
ストーリー自体の面白さと話題性の両面で、2024年のベスト作品と位置付けるのにふさわしい強烈な逸品。
🥈 レベルリッジ

Netflix独占
監督:ジェレミー・ソルニエ
主演:アーロン・ピエール、ドン・ジョンソン、アナソフィア・ロブ
元海兵隊員テリーは、従弟の保釈金を汚職警察により現金を不当に押収される。
テリーは地元裁判所職員サマーの協力を得て、町を支配する悪徳警官たちに立ち向かう決意を固めるのだった。
静かなる反撃
現代版ランボーと例えられる多い社会派アクション。
一応「ナメてた相手が殺人マシンでした」映画の系譜には属するが、某ジョン・ウィックのような超人的なアクションは無し。代わりに地に足ついたリアル路線の地味アクションと、質量のある社会派要素が炸裂する。
悪に対抗しようとした時点で悪からの攻撃に晒される
→だから誰も声を上げなくなる
→結果的に悪一強耐性がますます強化される
そんな現代社会の構造的な病理が描かれ、知的要素強め。
だがクライマックスではしっかりアクション映画としてのカタルシスもお世話してくれる、心憎い逸品だ。
🥉 復讐のレクイエム

Netflix独占
監督:エラスマス・ブロスダウ
出演:森なな子、 石毛翔弥、大塚剛央
地球から最も遠い位置にあるスペースコロニー群「サイド3」がジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争をしかけてから11か月が経過した。
イリヤ・ソラリ率いるジオン軍のレッド・ウルフ隊は、連邦の基地に奇襲をかけるが…。
僕らの求めた戦争映画だ!
誰もが知る戦争アニメ『機動戦士ガンダム』を、極限までフォトリアルな質感でCGアニメ化した一作。
いわゆる一年戦争モノであり地球連邦VSジオン軍の熾烈な戦闘が描かれるが、物語自体は「アムロとシャアが戦ういつものやつ」からは独立している。その意味ではガンダムみり知ら勢にこそおすすめしたい一作だ。
ジオン軍側が主役のため「ガンダム」は敵キャラ。
こちらの攻撃を一切意に介さずズシンズシンと近付いてきて、ビームサーベル一閃で味方ロボを真っ二つ。その圧倒的な強さは、従来の国民的主役メカとは異なる殺人鬼的な恐怖を纏う。
終わり方も含めてかなりビターな味わい。
ヒーロー性を捨てた、大人のための戦争映画だ。
4位 セーヌ川の水面の下に

Netflix独占
監督:ザビエ・ジャン
主演:ベレニス・ベジョ、ナシム・リエス、レア・レビアン
海洋生物学者ソフィアは、かつて仲間を食い殺した凶暴サメが淡水に適応してセーヌ川に現れたことを知る。折しもパリではトライアスロン世界大会が迫り、群衆の安全が脅かされる事態に。
水上警察のアディルと協力し、ソフィアは惨劇を阻止すべく奔走する。
真面目バカの境地
サメが淡水に適応してパリでトライアスロン選手を食い散らかすという、サメ映画でしか許されないトンチキ設定の一作。
やろうと思えばもっと不真面目路線にも全振り出来たであろうバカバカしいストーリーだが、本作はそれをせず逆に大真面目に社会派映画ぶって描いた。
結果、環境活動家がサメに優しく語りかけてそのまま食われるという爆笑必至のくだりを、やたら重厚にホラーっぽく描く珍映画が誕生した。
徹底的にマジメにバカを貫くという、フランス流の「ワビ・サビ」が堪能できる珍作である。
5位 アイズオンユー

Netflix独占
監督:アナ・ケンドリック
主演:アナ・ケンドリック、ダニエル・ゾヴァット、トニー・ヘイル
1970年代のロサンゼルス。
女優を夢見るも芽が出ないシェリルは、しゃーなしで超しょうもないデート番組に出演することになる。しかし番組で相手役になったのは、実は数多くの女性を手にかけてきた連続殺人犯だった。
女性が何人死んでも世間は無関心
当ブログはアナ・ケンドリック(縮めてアナケン)激推しなので、そのアナケンが監督&主演の時点でもう+1億点くらい。
あらすじだけ見て「女優が機転を利かせて生放送中に殺人鬼を退治!」みたいな痛快アナケン劇かと予想してたけど、実は実話ベースの社会派ドラマ。
弱者…つまりこの映画においては「女性」…が犠牲になることに、世間がいかに無関心で無責任かを描いた問題提起スリラーだ。真面目度高め。
演技!美貌!歌唱力!
その全てを兼ねそろえたアナケンが、さらに監督としての力量まで示してしまった一本と言える。

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