「まずはこの3本!」ディズニープラスで観るマーベル入門編

マーベル映画を観たいけれど、シリーズは30本以上。どこから手をつければいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、ディズニープラスで配信中の作品の中から初心者でも楽しめる“最初の一本”としておすすめしたい3本をご紹介します。
とにかく予備知識が必要ない点にこだわって選びました。

壮大なサーガの入り口としても、一本の映画としても満足度の高い作品ばかりです。

 

 

ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー

出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2014年
監督:ジェームズ・ガン
主演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ

集結!銀河のはみ出し者

銀河の片隅で、盗品ハンターのピーター・クイルが謎のオーブをかっぱらったことから、宇宙規模の大騒動が勃発。
賞金目当てのアライグマと、復讐に燃える筋肉男、そして暗殺者の女まで巻き込んで、なぜか銀河の命運を背負う羽目に!

しくじり者たちの寄せ集めがチームになる系の王道群像劇。
素晴らしいのが“バカっぽさ”と“泣かせ”の配分が絶妙すぎること。

アライグマが銃をぶっ放してる横で、木が「私はグルート」しか言わないのに泣ける。こんな無茶な絵ヅラは他の映画じゃ拝めない。

音楽の使い方も天才的。70年代ポップスが宇宙空間に流れるだけで、一気に画面に人情味があふれる。

初心者向け最適の一本であり、かつマーベル映画の中でも屈指の完成度。笑って泣いて、ちょっとだけ自分の人生も見つめ直したくなる。そんな映画っス。

 

 

アントマン

出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2015年
監督:ペイトン・リード
主演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス

伸び縮みする父ちゃん!

元泥棒のスコット・ラングは、刑務所から出たばかりの“しくじり父ちゃん”。
娘との関係修復を目指すも社会復帰はままならず、気づけば謎の老人ハンク・ピムの実験スーツを盗む羽目に。
これがただのコスプレ衣装じゃなく、着ると身長1.5cmになるという“虫サイズヒーロー”の始まりだったのだ!

この映画、何がいいって縮んでるのにスケールがデカい
プラレールでのバトルが、なぜか『アベンジャーズ』本家並みに熱い。
しかも父と娘の関係性が妙にリアルで、ヒーロー映画なのに“養育費”という単語が出てくる始末。
ポール・ラッドの軽妙な演技がマーベルの中でも異色のフツーのひと感を醸し出しており、スーツを着てても中身は平凡な父ちゃん。そこが逆に泣ける。

小さくなるというギミックを、ここまでドラマと笑いに昇華したのは見事。
家族のために戦うヒーロー像が虫サイズでも胸に響く。マーベルの中でもコメディ路線に全振りした異色作。

 

 

シャンチー

出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2021年
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
主演:シム・リウ、オークワフィナ、トニー・レオン

カンフーヒーロー爆誕!

サンフランシスコで平凡な駐車場係として暮らす青年ショーン──その正体は、千年の歴史を持つ暗殺組織“テン・リングス”の後継者、シャン・チー。
父親との因縁を断ち切るため、妹と再会し伝説の村へと向かう旅が始まる!

『エンドゲーム』後に登場した新しめのヒーロー。
カンフー映画へのリスペクトが骨の髄まで染みていて、格闘技のキレがマーベル随一。ワイヤーアクションもあんまり飛びすぎない絶妙な塩梅。

しかもアジア系キャストで固めた世界観が、これまでの“なんちゃってオリエンタル”とは違い、ちゃんと“地に足のついた東洋ファンタジー”になっている。

結果的に新ヒーロー爆誕というより、マーベルの再起動ボタンとして機能した一本。
バス車内でカンフーして家族と再会して自分探しして最終的に龍が出てくる無茶苦茶ぶりなのに、ちゃんと泣ける。まとまってる。
もう成功作というより“奇跡の着地”。

 

 

マーベル映画の世界は広大ですが最初の一歩を踏み出せば、あとは楽しむだけです。
今回紹介した3本は、どれも“入口”として最適な作品ばかり。
もっと深く知りたい方は、シリーズ別のおすすめ記事もぜひチェックしてみてくださいね。

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