『ピースメイカー シーズン2』第2話感想 エイドリアンがいつものエイドリアンで良かった!(良くない)

死体処理シーンの容赦のないグロシーンにドン引きよ。

『スーパーマン』の後日譚を期待して見に来たひと、ぜったい”2話切り”でしょ。

今週のあらすじ

出典:https://www.themoviedb.org/

うっかり平行世界の自分を惨殺してしまったピースメイカー。
彼が死体処理のために呼び出したのは、おつむアッパッパーでバイオレンス陰キャのエイドリアンだった。
一方、ハーコートは人生の泥沼にますます沈み込む。
リック・フラッグは包囲網を狭め特殊部隊をピースメイカー宅へ送り込む。しかし空き巣に入った侵入者たちは、まさかの“あの一羽”に撃退される羽目に…。

…と、今週の筋書きはこんな感じ。
感想を一言で言うなら「エイドリアンとワッシーが暴れすぎて、ピースメイカーが主役なの忘れかけた」。
あとハーコートの八方ふさがり感が見ててつらい…。

 

 

エイドリアンとワッシー無双

という訳で今回はエイドリアンの出番多め。
オープニングダンスで妙に後ろの方にいたから「今季は控えめか…」と油断していたが余計な心配だったぜ。

相変わらずセリフがいちいち頭悪くて最高。
「俺、フツーに乱交パーティーでお前と仲良くなりたいんだよ~」とか、非常階段は非常時に使うんだよと言われて大爆笑してツボに入るとか、もう全部彼だけに許されたカオス。さすがだ。

死体処理シーンではグロ描写が容赦なさすぎて一瞬「え、これNetflixだったっけ?」とうろたえたが、エイドリアンが血まみれでニッコニコしてるの見て「ああ、やっぱりHBOだ」と納得した。
彼の存在はエンターテイメントに咲いた一輪の狂気である。

 

そして今回最大の“刺さりポイント”は、ポリコレ特殊部隊 vs ワッシーの一騎打ち。いや一羽打ちか。
ピースメイカーの留守を狙って異空間を調査しようとした彼らを、ワッシーが単独で撃退。羽根で。体当たりで。あげく眼球を口ばしで抉り出すというヒッチコックオマージュまで披露。『ジョン・ウィック』の犬が嫉妬するレベルの戦闘力だ。
しかもその後、何食わぬ顔でピースメイカーに懐いたりしてて温度差ぱねぇ。ワッシー、早くも今季のMVP候補です。

 

 

11thストリートキッズの、40代だらけの同窓会感

ハーコートはピースメイカーの好意を拒み続けているが、それは単に「好みじゃないから」ではなく、「自分に似すぎてて危険」という自己防衛本能の発露だったようだ。

彼女の顔面の縫い傷(自暴自棄ヤケクソ喧嘩の痕)を見て薬局の主婦は「DVかしら…」とおせっかいを焼き、エコノモスとアデバヨは「まあハーコートだし」で済ませる中、ピースメイカーだけが「…そうだよな、判るよ」と共感で見抜く。推理じゃない。共鳴だ。ここに傷ついた大人同士の魂の連帯という、『ピースメイカー』の妙がある。

ハーコートも「アンタと同じように私に壊れてて欲しいんでしょ」と防衛線を張るが、その言葉の裏には「私も壊れてるかも」という自己認識がちらつく。

あまりの繊細な心理描写に「ほう…今シーズンはこの雰囲気ですかな?」と思った瞬間、背景ではブリーフ一丁のエイドリアンがビールを頭からかぶって大騒ぎ。やっぱり『ピースメイカー』だった。

 

さて、ピースメイカーは報われない片思いを「平行世界のハーコート」にぶつけようとしている。
自分を殺したばかりの男が、別世界の彼女に恋をする。これが中年の危機でなくて何だ。
やり直しはできない。でもやり直したい。その衝動が彼をまた破滅へと導く。

次回、ハーコート(別世界ver.)が死なないことを祈るしかない。いや、祈っても無駄かもしれないなぁ…だってこれ『ピースメイカー』だし。

 

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