今回はAmazonプライムビデオで出会える珠玉のアクション映画を3本、厳選しました。
あなたの鼓動を加速させる一本がきっと見つかります。
※記事内容は2025年現在の配信状況に準拠しています。

『ザ・コンサルタント』にまさかの続編。そしてまさかの大幅パワーアップ。嬉しいサプライズね。
ビーキーパー
制作:2024
監督:デヴィッド・エアー
主演:ジェイソン・ステイサム/エミー・レイヴァー=ランプマン/ジョシュ・ハッチャーソン
ステイサム史上最強クラス
アメリカの片田舎。そこで養蜂家として静かに暮らすアダム・クレイ。
恩人の老婦人がフィッシング詐欺で全財産を失って悲劇的な結末を迎えたことをきっかけに、彼は再び戦闘の世界へ足を踏み入れる。
ストーリー→ステイサムが悪人を血祭。以上。
ほんとにいつも通りの映画だ。
ただ一点違うのは、ステイサムが無敵すぎること。
いつもなら中盤で「おっと、ここで一発逆転のための負傷イベントをひとつまみ」となる所だが、今回ばかりは一切ダメージを負わない。
いや一応ダメージは受けてるがHPが減ってる様子がまったく無い。
しかも監督デヴィッド・エアーの演出が妙に硬派だから、ステイサムの無双っぷりが逆にリアルに見えてくるのが恐ろしい。
蜂の巣をつついたような大騒ぎの中、当の養蜂家は一切動じずも淡々と悪党を駆除していく。もはや職人芸。
とにかく頭からっぽにして痛快な気分に浸りたいなら本作しかない。
ゲームのチュートリアルで無敵モードのままラスボス戦まで突っ走るようなムチャクチャ感を、心ゆくまで堪能できる。
SISU
制作:2022
監督:ヤルマリ・ヘランダー
主演:ヨルマ・トンミラ/アクセル・ヘニー
頑丈ジジイ爆誕
第2次世界大戦末期、フィンランド北部の荒涼たるラップランド。
孤独な老鉱夫アアタミ・コルピは、凍てつく大地でついに金塊を掘り当て愛犬と共に帰路につく。
だが撤退中のナチス戦車隊と鉢合わせし、金と命を同時に狙われる羽目に。
ツルハシ一本と不屈の精神を武器に、一騎当千のサバイバルが開幕だ!
「なめてた相手が殺人マシンでした映画」の歴史に新たな傑作が刻み込まれた。それが本作『SISU』だ。
ステイサムも頑丈だが、本作のジジイの硬さは更に並外れている。
何しろ、文字通り死んでも蘇る。
「そこまでのダメージを受けたら流石に死ぬよね」を本作一本で大体14回くらい繰り返す。でも死なない。 次のカットでは普通に歩いている。
ジョン・ウィックが「伝説の殺し屋」という肩書きで超人っぷりを観客に納得させるのに対し、この人は経歴ほぼ不明のまま結果だけで伝説を更新していく。
戦車のキャタピラに巻き込まれようが、湖底に沈もうが、彼はただ立ち上がる――その姿が、SISU(不屈の精神)の定義そのものだ。死す、じゃないんだよ。
しかも敵は全員、倫理的にも物理的にも粉砕されて当然のクズ揃い。
観客は罪悪感ゼロで血飛沫と爆煙を浴びる快感に身を委ねられる。やはりアクション映画はこうでなくては!
既に続編が公開待ちの大ヒット作。
新たなアクションヒーローの爆誕を見逃せない。
ザ・コンサルタント2
制作:2025年
監督:ギャヴィン・オコナー
主演:ベン・アフレック/ジョン・バーンサル/シンシア・アダイ=ロビンソン
自閉症+会計士+暗殺者ふたたび
米財務省副長官メディナのもとに、ある男の死体と「会計士を探せ」という不可解なメッセージが届く。
やがて現れたのは、数字と人間の両方を「処理」するのが世界一上手い男――クリスチャン・ウルフだった。
事件の背後には国境を越えた人身売買組織が潜む。
ウルフは疎遠だった弟ブラクストンと再び手を組み、銃火と陰謀の渦に突入していく。
正統派「なめてた相手が殺人マシンでした映画」の系譜を踏む映画だった前作『ザ・コンサルタント』。
だが続編である今作は、なめられ要素は少なめ。
代わりにデコボコ兄弟の友情要素が大幅に強化されている。そしてサスペンスからアクションコメディへと大幅に路線変更。
結果、軽快なバディものが好きな人には垂涎の一作に仕上がっている。
もちろんアクションシーンの迫力もぬかりなし。
クライマックスの銃撃戦はミリタリー色濃厚かつ兄弟の合体攻撃感も強い。つまり最高である。
なお続編ではあるが、前作とのストーリー上のつながりはほとんど無い。
3人ほど登場人物が続投だが、一人は開始5分で死ぬし問題なし。
むしろ前作で存在感を放ったアナ・ケンドリックちゃんが1ミリも登場しないのはどう言う訳なの。
という訳で本作から見ても大丈夫です。
今回の3選が、新たな映画との出会いの扉になれば幸いです。
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あ
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