DENON S218の設置逆転劇 テレビ前に置けない問題、こうして解決しました

サウンドバー本体についての記事はこっち。
購入を検討してるならおすすめよ。

“薄型”なのに、我が家では置けなかった理由

テレビ下部狭すぎ問題

DENON S218──それは、サウンドバー界隈のコスパ番長にして、音響界のスリムボディ代表。
高さ約6cmという控えめな体躯で、リビングの音響を一気にハイレベル化する立役者だ。

…が、我が家のテレビ【OLED55B1P】とは相性が悪かった。
テレビ画面下部の空間余裕が6cm未満という、まさかの“薄型殺し”仕様。これでは画面下部がうっすらサウンドバーで塞がれてしまう。字幕が見えないよ!

しかもテレビスタンドが画面より前にせり出していて、そもそも物理的に置きにくい。
サウンドバー界の常識「テレビの下に置くべし」が 我が家では通用しなかったのだ。
なんてこったい。
こうしてサウンドバーどうやって置こうか問題が幕を開けたのだった。

 

棚置きもダメ。天井反響が死ぬ問題

じゃあテレビボードの下棚に置こう──最初はそう考えた。
しかしそれは“置けるけど鳴らない”という、音響的には敗北宣言だ。

S218はDolby Atmos対応。つまり、天井に音をぶつけて跳ね返すことで、立体的な音場を演出するタイプ。
棚に置くと、天井方向のスピーカーが“棚の天井”に向かって全力で音をぶつけることになる。せっかくの反響機能が台無しだ。
置けるけど、置けない。そんなジレンマ。

 

床面積は犠牲にしたくない。

テレビボードを買い替えるという選択肢もある。確かに天板に余裕があればS218を置けるし、天井反響も生きる。

だがその代償は、床面積の縮小。リビングの自由空間がサウンドバーのために削られる。
これは“音のために生活を(若干)犠牲にする”というちょっとした悲劇だ。

選択肢としてはアリ。
でも、できれば避けたい。音響は欲しいが、生活感は守りたい。

 

  

そして辿り着いた“テレビ上設置”という発想

アームでテレビ背面から上方向に伸ばす

そんな折、Amazonの海を漂っていたら偶然目に入ったのが”テレビアーム”。
VESA規格で背面に取り付け上部に棚板を設置できるという、まさかの上方向拡張アイテム

つまり、サウンドバーをテレビの上に置くという発想だ。当初のコンセプトの逆だが、これが意外としっくり来た。
金属アームをテレビ背面に固定し、棚板を設置。そこにS218を鎮座させる。

見た目は意外とスマートで設置も簡単。
何より、音響的に理にかなっている。

DENON S218、テレビの真上に鎮座するの図。
スマート。 テレビの上に設置中。

↑安定感も高く、グラグラしたりしない。

 

上から音が降ってくる

この設置方法、S218の真価を引き出すには最適解だった。

音源がテレビ画面より上にあることで、天井反響がイキイキしている。
音が“降ってくる”感覚は、映画鑑賞時に特に有効だ。Dolby Atmosの立体感もしっかり体感できる。

しかも、床面積はノーダメージ。”テレビ上部”という意外なデッドスペースの利用が効いた形だ。

テレビ画面も遮らないし音響的にも文句なし。
必要に迫られて選んだ策だったが、結果的には“最適解”だった。

 

簡単・省スペース・音質も◎

というわけで、テレビ上部へのサウンドバー設置は─

・床面積を犠牲にしない

・見た目もスマート

・音の立体感も損なわれない

この三拍子が揃った、理にかなった選択だった。
我が家では今日も、リビング映画館を堪能中。S218、こいつはいいぜ。

 

類似の金具はいろいろあるけど、とりあえずコレならS218は余裕ってことは請け合います。

 

 

性能/価格比で圧倒的。
サウンドバーを選ぶなら、まずコレと比較していくのがおすすめよ。

 

 

参考記事はこちら

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