今回は『ストレンジャー・シングス』の登場人物を紹介します。

登場キャラ多すぎるので、今回は年輩者と悪役だけね。
ジム・ホッパー

キャラ概要
シーズン1では娘を亡くしたトラウマから酒に溺れる、ハードボイルド映画の疲れた主人公キャラ。
しかしイレブンとの出会いで再生し、シーズン3では謎コスチュームを着こなし戦闘力が大幅に向上。ロシアの秘密基地を破壊して壮絶に爆死した。
…と見せかけ、実はシベリア送りの刑務所に収監。シーズン4では囚人としてデモゴルゴンと命がけのバトルを繰り広げ、愛するジョイスに救出されるという壮大な「愛は全てに勝つ」路線を見せつけた。
娘の件は重いが、ジョイスとの関係という「生きる希望」を手に入れた彼は本当の幸せを掴むことが出来るのか。
キャスト名: デヴィッド・ハーバー
他の出演作: 『ブラック・ウィドウ』『サンダーボルツ*』
レッド・ガーディアン役。「ソ連のベテランヒーロー」で「ややウゼェお父さん」という、ホッパーと似たところのある愛されキャラ。
ジョイス・バイヤーズ

キャラ概要
世界一クレイジーだが、世界一強い母。
シリーズの精神的な柱。
シーズン1ではクリスマスライトを駆使して失踪した息子と交信。誰も信じない中、自分の勘だけで息子を取り戻した。
その後も息子の憑依、恋人ボブの惨死、謎の暗号解読などなどを乗り越え、最終的にはホッパー救出のためロシアへ殴り込む。常にフルスロットルで行動し続ける肝っ玉母ちゃんだ。
彼女の「子を守り、愛する男を助ける」という単純にして最強のモチベーションは、常にストーリーを牽引し続けている。
キャスト名: ウィノナ・ライダー
他の出演作: 『シザーハンズ』、『ビートルジュース』
80年代・90年代を代表するアイドル女優だったが、セレブお約束の麻薬どっぷり凋落コースへ。
しかし『ストシン』を機に再起し女優としての底力を見せ続けている。
マレー・バウマン
キャラ概要
陰謀論にドハマりしている元ジャーナリストの私立探偵。
ただの変な人だったが、シーズン2でナンシーとジョナサンを手助けして以来、ホーキンスの裏事情にやたらに精通する便利キャラとなった。
社交性皆無の偏屈者だが、語学(ロシア語)と護身術(クラヴマガ)のスキルは本物で、シーズン4ではホッパーとジョイスのロシア入国&脱出をサポート。アクションシーンまで用意されており、ここまで出世するとは全く予想外だ。
キャスト名: ブレット・ゲルマン
他の出演作: 『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳(以下略)』
まんまマレーなヒゲヅラで登場。
イカレてるけど情に厚いという、チョイ役なのに印象深い存在感もマレーっぽい。
マーティン・ブレンナー博士(パパ)
キャラ概要
諸悪の根源。
イレブンにトラウマと能力を植え付けた、ホーキンス研究所の所長。
シーズン1でデモゴルゴンに襲われ「案外雑に退場したな…」と思いきや、シーズン4で生きていたというサプライズを提供。ちゃんと顔に傷を作っての再登場で、制作陣の「言い訳頑張った」感がちょっとほほえましい。
彼は彼なりに「世界を守るため」と信じて研究していた模様。そして彼なりの方法でイレブンたちを子として愛していた様子も伺える
だがそのやり方は常に非人道的で、結果的に世界の危機を生み出し続けている。そんなところがちょっとアメリカ政府を想起させる、象徴的なヴィランだ。
キャスト名: マシュー・モディーン
他の出演作: 『フルメタル・ジャケット』
ベトナム戦争の狂気を描いた不朽の名作。主人公の「ジョーカー」は実はパパ。
ヴェクナ

キャラ概要
シーズン4で登場したラスボス枠キャラ。
圧倒的パワーの邪神として君臨する。
被害者の過去のトラウマをエサにして精神世界で襲い、命を奪う。
そのやり口は四肢をへし折って目を抉り出すという「ストシンの視聴者層的にこの殺し方はアリなの!?」と二度見してしまうような残虐極まりないものだ。
ホーキンスをかつて震え上がらせた殺人鬼「ヘンリー・クリール」と並々ならぬ関わりがある。
キャスト名: ジェイミー・キャンベル・バウアー
他の出演作: 『トワイライト・サーガ』
お馴染みイケメン博覧会シリーズの一作にて、冷徹なヴァンパイア・カイウス役で出演。
その冷たい悪役っぷりはヴェクナに通ずるところがある。
マインド・フレイヤー

キャラ概要
裏側の世界の神とも呼べる、超巨大な存在。
巨大な蜘蛛…かつ影のような姿をしており、その本質は裏側世界全域の集合意識と見られる。”クトゥルフみ”のある、おぞましくも神々しいデザイン。
シーズン2ではウィルを、シーズン3ではビリーを乗っ取り、人間を操ってホーキンスを侵略しようと試みた。
蜘蛛に執着するヴェクナが、曖昧だった「裏側の世界」の意識に形を与えた存在とも解釈できる。
そうだとすればラスボス番付的には
大ボス:ヴェクナ
中ボス:マインドフレイヤ
と言ったところか。
だが「世界そのもの」という理解が追いつかないスケールの悪役として、依然人類にとって究極の脅威だ。
デモゴルゴン
キャラ概要
シリーズのアイコンでもある最初のモンスター。
口を開くと花のように広がる顔、血の匂いを追う習性、そして次元を移動する能力を持った、極めてシンプルで残忍な殺戮マシーンだ。
シーズン1ではゼノモーフ的怪物として強烈な印象を残したが、シーズン2以降は「デモドッグ(イッヌとして飼いならされた奴)」や「デモバット(コウモリ)」などの下位種が続々登場したことで、徐々にその存在感を薄めていった。
シーズン4ではさらにロシアの刑務所で大事に飼育されている姿を披露。
おい!昔のお前はどこへ行っちまったんだ!
だがその獰猛さは衰えておらず、ひとたび解き放たれれば血を見るまで収まらないエクストリーム狂犬。
キャラ解説-若造編-はこちら。

Netflixで観る作品を探してるなら、この記事がおすすめよ。

当ブログの『ストレンジャー・シングス』まとめページはこちらです。





コメント