Netflixで観るホラーコメディ― 怖くて笑える絶妙3本【2025年版】

恐怖と笑いは紙一重。だったら笑えるホラーこそが真のエンタメかもしれません。
と言う訳でこの記事では、Netflixで気軽に楽しめるホラーコメディのおすすめ三作品をご紹介します。

『ウェンズデー』は今やNetflixの顔ね!

ウェンズデー(ドラマシリーズ)

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出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2022年
監督:ティム・バートン
主演:ジェナ・オルテガ、グウェンドリン・クリスティー、エマ・マイヤーズ

アダムス・ファミリーの長女ウェンズデー。彼女は一般高校を奇行で退学となり、異形の生徒が集う学園ネヴァーモアに転校する。
様々な生徒たちとの交流の中、ウェンズデーは血と毒舌の日々を今日も死んだ目で過ごす。

爆発的にバズったゴスの極致

ゴシック美術の大御所ティム・バートンが、その美術センスを好き放題ぶっ放す。そこへ新星ジェナ・オルテガが“死んだ目”で乱入。二つが危険な化学反応を起こし、前代未聞のゴス祭りドラマが爆誕。それが『ウェンズデー』だ。

殺人事件の謎解き、モンスターの暴走、親との確執、そして友情。
物語の要素は盛りだくさんなのに、ウェンズデーの辛辣な一言で全部がギュっと締まる。彼女のこの圧倒的存在感よ。

キャラ勝ちしすぎな彼女に対し、ルームメイトのイーニッドが放つ虹色のウザかわっぷりがカウンターになるのも見もの。当ブログは断然イーニッド推し。

学園モノなのに人がバンバン死ぬのもポイント高し。残虐度も高め。それでも笑えるというバランス感覚も見事だ。
Netflixが自信たっぷりに看板作に据えたのも納得の逸品。是非おすすめ。

 

 

セーヌ川の水面の下に(映画)

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出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2024年
監督:ザヴィエ・ジャン
主演:ベンジャミン・ラヴェルネ、レア・レヴィ、アナイス・パレ

サメが、あんまりはっきりした理由のないまま淡水に適応。そのまま川をさかのぼって人を食い散らかす。

マジメ×バカ=巨大淡水魚サメ

舞台はパリ、ジャンルはサメ…。この時点で「???」だが、テンションはなぜか全編妙に深刻で社会派ぶっている。
つまり本作の真価はそんな、知的な顔をしながら“マジメにバカ”を突き詰めた姿勢にある。例えるなら「オペラ歌手が素晴らしい美声でアンパンマーチを歌いあげる」そんな違和感だ。

特に環境問題への警鐘を鳴らす活動家がサメに優しく語りかけてそのまま食われるくだりは、流血描写がガチなことも含めて「マジメバカ」の境地。サメ映画の新時代を告げる一作として観る価値は十分にある。

 

 

デイシフト(映画)

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出典:https://www.themoviedb.org/

制作:2022年
監督:J・J・ペリー
主演:ジェイミー・フォックス、デイヴ・フランコ、スヌープ・ドッグ

昼は清掃員 夜はヴァンパイアハンター

サンフェルナンド・バレーでプール清掃員として働く父親が、実は吸血鬼ハンターだった——という設定だけでもうB級映画的には勝ち確。ジェイミー・フォックス演じる主人公は、娘の学費と家賃に追われながら『コンスタンティン』を彷彿とさせる謎ウェポンで吸血鬼をぶっ飛ばす。

アクションはキレッキレ、笑いはゆるゆる。だがこの温度差が軽く楽しめる要素として機能する。
フォックスはアカデミー賞俳優のくせに、いつもこういうB級映画でこそ輝く。彼の“楽しんでやってる感”が画面全体に伝染して、必然的に映画全体が観てて楽しい感に満ちる。これがスターの牽引力よ。

ストーリーはお約束の連続だが、そこにツッコミを入れながら観るのが正解。Netflixがこういう“気軽に観られるB級快作”を量産してくれるのは大変ありがたい。

 

 

ホラコメ以外もいろいろお勧め作品を紹介中。
Netflix好きなら是非見ていってね。

 

  

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笑える作品を探してるなら、こっちの記事よ。

 

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