Netflixドラマ『イクサガミ』。それは時代劇×デスゲームのエンタメ大作。
岡田准一が自らプロデュースまで務めて全力投球している本作は、キャストの豪華さがとにかくハンパじゃありません。まるで日本映画界の名優を片っ端から連れてきたかのようなお祭り騒ぎ。明らかに世界を獲る覚悟で製作されています。
今回はそんな超豪華な顔ぶれが演じるキャラクター達を、ひとまず原作準拠で紹介したいと思います。

物語の核心には触れてないつもりだけど、一応ネタバレ注意よ。
嵯峨愁二郎(岡田准一)

病気の妻子を救うためバトルロイヤルデスゲーム”蠱毒”に参加する剣豪。幕末では用心棒として活躍しており、当時の呼び名は「刻舟(こくしゅう)」だった。
その正体は暗殺剣「京八流」の継承者。
京八流とは、全部で8人の弟子がそれぞれ固有の奥義を習得→弟子同士で殺し合って残った最後の一人が真の継承者になると言う、血と憎悪と中二病要素を煮詰めたような流派。
「殺した相手の奥義を吸収できる」というロックマンみたいな仕様のため、自動的に最後の生存者が8つの奥義を兼ね揃えた無敵モードになると言う寸法だ。
愁二郎は兄弟同然の仲間を斬れず、継承戦から逃亡した過去を持つ。当然、他の兄弟から命を狙われる。
その結果愁二郎は、京八流と蠱毒という二つのデスゲームへ同時参加する羽目に。
世にデスゲームものは数多あれど、デスゲーム掛け持ち主人公はそうそう居ないのではないか。
戦闘スキル:京八流「武曲」
愁二郎の自前の奥義は「武曲」。これは特殊な足運びで自身の機動力を上げるスピード系能力。
あと色々あって兄から吸収した奥義「北辰」も習得している。こっちは一時的に360°全方向を目視することが出来るレーダー系能力。
攻めの武曲と守りの北辰。
二つの奥義を兼ね揃える愁二郎は、蠱毒参加者の中でも最初からトップレベルの戦闘力だ。
しかし、そんな愁二郎をもってしても「これは俺じゃ勝てない…」と思わしめる面白killerが大量に出てくるのが『イクサガミ』の醍醐味である。
香月双葉(藤崎ゆみあ)

デスゲームとは知らずに蠱毒に参加してしまった少女。
ほとんど戦闘能力を持たない、純度100%の守られ系ヒロイン。
戦闘スキル:なし
戦闘力は羽虫レベル。愁二郎がいなければ秒殺確定である。
その無力さに彩八がイラつくのも分かると言えば分かるが、そんな双葉の「善良さ」や「優しさ」が蠱毒のシステムに打ち込む楔になっていく。
ただの要介護少女では終わらない準主役。
柘植響陣(東出昌大)

元・伊賀忍者。
変装と情報収集の達人にして、数少ない仲間キャラ。
軽妙な関西弁でコミカルさを出しつつ、殺すと決めたら絶対に殺す冷酷さも併せ持つナイスガイ。
戦闘スキル:忍術
忍者なので本来の専門は諜報活動。尾行や変装を駆使しての情報収集が本分だ。
だが戦闘になっても頼り甲斐があるのが響陣のカッコいいところ。
鎖鎌や手裏剣といったニンジャガジェットをフル活用。忍者の理想像をそのまま実写化したような存在だ。
カムイコチャ(染谷将太)

屯田兵に奪われた母なる大地――侵略者たちに勝手につけられた名前は「北海道」――を取り戻すため、莫大な金銭を求めて蠱毒に参加したアイヌの狩人。
蠱毒をも一種の「狩り」と認識しており、そのため子供は殺さないルールを順守。それに則り双葉を助けたりする優しいハンターだ。
戦闘スキル:弓
「矢2本同時発射でダブルヘッドショット」
「障害物に隠れた相手を曲射射撃で狙撃」
など、北の大地で培われた超絶ハンティングスキルが武器。
“カムイコチャ”はアイヌの言葉で「神の子」を意味すると言う…。まさにダテじゃない戦闘力だ。
飛び道具をメイン武器に使うキャラは意外と少なく、その特徴を活かした活躍の場がドラマ版でもある…かも知れない。
菊臣右京(玉木宏)

没落貴族の末裔。
本人の知らないところで行われていた幕末権力闘争の結果、当の貴族=公家の捨て駒にされ仲間ともども汚名を着せられた挙句追放される。
そこで「公家ども全員ブチ殺す!」ではなく、「汚名を被って死んだ仲間達の名誉を回復したい」に発想が向くところに育ちの良さが滲み出る。顔だけでなく心根もイケメンなロン毛剣士。
戦闘スキル:太刀四十二ヶ条
一般的な太刀よりもさらに長い、セフィロスみのある長刀を使う。原作準拠なら1メートルくらい。鞘から出すだけでも大変だ。
ロン毛イケメンのイメージに、そして「右京」と言う名の響きにガッチリ噛み合う優雅な武器である。
そんな長刀で用いるのは流派「太刀四十二ヶ条」――律儀に技名を叫んでくれる由緒正しい必殺剣だ。何から何までナイスロン毛。
化野四蔵(早乙女太一)
読み方は「あだしのしくら」。
愁二郎と同じく京八流継承者の生き残り。
冷静沈着キャラだが、愁二郎に対しては色んな事情で燃えるような憎悪を抱いている。
戦闘スキル:京八流「破軍」
相手の武器を破壊する能力。
四蔵と対峙した相手は、いきなり自分の刀が勝手に折れるという理不尽不戦敗に晒される。
もちろん四蔵自身も剣の達人。なので仮に武器を破壊できなくても大抵の相手に遅れは取らない。
プチネタバレになってしまうが、蠱毒開始時点で四蔵はあと二つの奥義を兄弟から吸収している。つまり…
衣笠彩八(清原果耶)

読み方は「きぬがさいろは」。
愁二郎や四蔵と同じ、京八流継承者の生き残り。血のつながりは無いが、兄弟妹8人の中では末っ子ポジション。
幕末の荒波のなか女ならではの辛酸を味わってきた苦労人。それもあって、愁二郎にボケーっと守られて旅を続ける双葉にイラッとしてしまうのだった。
戦闘スキル:京八流「文曲」
剣の軌道を幻惑し刀身を視認できなくさせる技。
奇襲全振りの能力なので乱戦では効果が減り、蠱毒のルール上は真価を発揮しにくい不遇の能力である。
だが彩八自信が既に剣の達人なので、あまり弱キャラ感は無い。
貫地谷無骨(伊藤英明)

どこのデスゲームにも必ず湧く、殺し合いそのものを楽しむ系の狂人。
幕末の各戦場に出没しては人を斬りまくり、ついたあだ名が「乱斬り無骨」。バトルロワイヤルを引っ掻き回すために生まれてきたような筋肉系バーサーカーだ。
戦闘スキル:我流
戦場で培ってきた本能的な戦闘センスが武器。
筋肉バーサーカーのくせにパワー押しではなく、繊細な剣術にも長けるというチート級の強キャラ。
へらへら笑いながら無関係の女子供まで殺す胸糞っぷりも含め、強くて悪い理想的なヴィランだ。
岡部幻刀斎(阿部寛)

京八流継承戦がちゃんと行われるか監視する人…もとい、ほとんど妖怪。ルール違反者は即粛清のデスゲーム審判者+死刑執行人。
嵯峨愁二郎が継承戦から逃げたことで活動を開始するも、幕末の動乱期と重なって一時休眠。だが蟲毒をきっかけに再び不気味に動きだす…。
戦闘スキル:朧流
「バトルロワイアル参加者の処刑人」なので、当然ながらめちゃくちゃ強い。参加者より弱かったら処刑できないもんね。
その人外めいた体質のせいで並の腕では敵わないのはもちろん、戦い慣れした者ほど余計に不利になるという理不尽極まりない特性を持つ。あまりの無敵さゆえストーリー展開自体に大きな影響を与える最強枠。
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