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『呪怨:呪いの家』第1話感想 そこは行ってはいけない家

2020年7月3日

高校時代、不眠に悩まされました。
Vシネ版『呪怨』を観たからです。

 

呪怨 (ビデオオリジナル版)

 

極端に不吉で、呆れれるほど怖い同作…。
当時の2ちゃんねるで「やべーほど怖い映画がある」という言うウワサに乗せられて、うっかり観てしまったが運の尽きでした。

夜寝ると伽椰子が覗き込んでる気がして熟睡できない…。
座ってると机の下に誰かいるような気がして落ち着かない…。

後を引く怖さにさんざん悩まされるハメになったのです( ;∀;)
ある意味、本当に呪いがかかった状態でした。

 

そんな人生最恐映画の一つである『呪怨』ですが…。
その後はシリーズを続けるごとにグダグダになっていくというホラー映画の定番パターンをたどり、ものすごい勢いで怖くなくなっていきました。

 

貞子vs伽椰子

↑これなんか突き抜けたバカ映画っぷりがむしろ秀逸。
完全にいつもの白石晃士(;^ω^)

 

ワールドワイドな展開っぷりがたのもしい一方、
「あの日の超怖かった呪怨はもう居ないんだな…」
と寂しくもあり。

 

そんなある日です。
Netflixから呪怨シリーズの新作ドラマ『呪怨:呪いの家』が配信されたのは。
当初はスルーする気まんまんでしたが、映画秘宝もIGN JAPANもベタ誉め。

こ、これは来る…自前の傑作レーダーにビンビン来るぞぉぉッ!
早速観てみねば!!

 

呪怨:呪いの家 第1話

1988年、バブル期の終焉を迎える日本。

テレビタレントのはるかは、バラエティ番組で自身の心霊経験を語る。
誰もいない自宅で、夜な夜な足音が聞こえるというのだ。
心霊現象研究家の小田島は調査に乗り出すが…。

一方、女子高生のきよみは友人に誘われ、近所で有名なネコ屋敷に足を踏み入れる…。

 

評価 C

 

こ、怖ッ!
って言うか短ッ!
1話1時間かと思ったら30分なんですね...てことは全部で長めの映画一本分くらいか。

 

複数の主人公のエピソードが同時進行する仕掛けは元祖・Vシネ版『呪怨』を彷彿とさせますね。

心霊現象研究家の小田島と、テレビタレントのはるか。それから女子高生のきよみ。おそらくこの3人が主軸になってくるのでしょう。
全員ロクでもない目に遭う予感しかしません。

特にきよみは、親も友人もそろってウンコ人間ばっかり。呪いがあろうが無かろうがドン底人生フラグが立ちまくってます。
いやな話ですよねー...waku-waku!

 

あと80~90年代感の出し方が実にグッド。

ファッションやカセットテープなどの小道具だけでなく、チェルノブイリ原発事故など時代を代表する "不幸" をさりげなく絡ませるところに強烈な生々しさがあります。

女子高生のきよみが宮沢りえ顔なのも偶然ではないでしょう。
90年代のヒロインと言えば宮沢りえ。美貌の持ち主というキャラ設定に、世界観に即した形で説得力が与えられています。
サンタフェと聞くだけで前屈みになるエロガキ時代を過ごした私にとっては感無量。

 

ディテールに全身全霊でこだわり抜き「あの時代」の再現を図るこの熱量は、ジャンルは違えど同じNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』と似てるかも。
あっちも90年代日本を再現しようとして、歌舞伎町の一角のセットを丸々作っちゃう突き抜けっぷりでしたからね!

芸術は細部に宿る…このコダワリっぷりは製作陣の本気を感じさせます。
伽椰子のアイドルっぷりに頼らない、むしろアイドル性を排したガチで厭な話が展開していく予感。

 

まだストーリーも恐怖演出もほんのさわりだけ。
ではさっそく第2話を見てみたいと思います!

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