2025年は大阪万博と首相交代で、日本にとって大きな転換点となった年でした。
今回はそんな2025年における、当ブログのNetflixオリジナル推し作品TOP5を紹介します。
素晴らしい作品との出会いの一助になれば幸いです。
🥇 ナイブズアウト:ウェイクアップ・デッドマン
Netflix独占
監督：ライアン・ジョンソン
主演：ダニエル・クレイグ、ジョシュ・オコナー、グレン・クローズ
田舎町の教会で起きた不可解な殺人事件。
敬虔な若き神父がが容疑者として疑われるなか、お馴染みの名探偵ブノワ・ブランが登場する！
至高のミステリー
名探偵ブノワブランが難事件に挑むシリーズ第三弾。今度の舞台は怪しげな教会だ。
多くの日本人にはやや敷居が高めの「宗教ミステリー」だが、ブノワの軽快なユーモアとキャラ立ちがとっつき悪さを吹き飛ばす。
シリーズ名物「観る叙述トリック」は今回も冴え渡る。
観客はすでに真相を「視て」いるのに、それに気づかず謎に翻弄されてしまう…これぞミステリーの醍醐味だ。
ドラマと謎解き。その両面であまりの完成度の高さに唸らされる、文句なしの2025年ネトフリナンバーワン。
『ナイブズ・アウト』シリーズの特集記事はこちらよ。
シリーズを知らない人にもおすすめ！
🥈 イクサガミ
Netflix独占
監督：藤井道人、山口健人
主演：岡田准一
明治11年、廃刀令により武士の居場所が失われた時代。京都・天龍寺に集められた292人の猛者たちは、莫大な賞金を懸けた死の遊戯「蠱毒」に挑むことになる。
文明開化の光と影の中、侍たちの最後の死闘が描かれる。
明治時代バトロワデスゲーム
主演に岡田准一、宿敵に伊藤英明、デスゲーム主催者が二宮くんで2.8秒だけ登場してすぐ死ぬ噛ませに山田孝之。そのほかも常軌を逸した超豪華キャストが画面を盛り上げまくる。
そしてそこにキレッキレの剣戟バトルがぶち込まれ、まさに次世代の時代劇と呼ぶのに相応しい超傑作がここに誕生した。
『イクサガミ』特集記事はこちらです。
🥉 K-POPガールズ！デーモンハンターズ
Netflix独占
監督：マギー・カン、クリス・アペルハンス
主演：アーデン・チョー、アン・ヒョソプ、イ・ビョンホン
世界的に人気を誇るK-POPガールズグループ「Huntrix」のルミ、ミラ、ゾーイは、華やかなステージの裏で人々を守る秘密のデーモンハンターとして活動していた。
そこへライバルのボーイズグループに化けたデーモンが出現し、ファンの魂を奪い始める。
3人は音楽と絆を武器に世界を守るため壮絶な戦いに挑む。
友情努力勝利音楽ダンス全部盛り！
タイトル通りK-POPアイドルが歌って踊って悪魔を退治するお話。
とにかく楽曲の完成度が圧倒的。特に主題歌『GOLDEN』は、グラミー賞ノミネートに輝く2025年を代表するヒットナンバーになった。
ストーリー展開のテンポも良くて退屈する暇無し。
ギャグもキレッキレで、特にイケメンの腹筋に興奮して目からポップコーンが大量に発射されるシーンは思わず笑う。
ネットフリックスの新たな代表作誕生だ。
4位 フランケンシュタイン
Netflix独占
監督：ギレルモ・デル・トロ
主演：オスカー・アイザック、ジェイコブ・エロルディ、ミア・ゴス
19世紀、死を克服しようと執念に駆られた科学者ヴィクター・フランケンシュタインは、禁断の実験によって死体を組み合わせ新たな生命を創造する。
しかし誕生した「怪物」は不死身の肉体と怪力を持ち、孤独と怒りに苛まれながら人間社会に反発していく。
異端者への愛、爆発
原点にして金字塔。怪物大好き人類代表のギレルモ・デル・トロが満を持して撮った究極の怪物映画だ。
人間じゃないのに人間性を与えられた怪物の悲哀が、そもそも人間とは何かと問う。
登場する装置や衣装、背景の美術もデルトロらしさ大爆発。圧倒的な映像密度で、全シーンが一枚の絵画のような存在感を放つ。
AI全盛時代だからこそ輝きを増す、人間による人間のための怪物讃歌。
5位 新幹線大爆破
Netflix独占
監督：樋口真嗣
主演：草彅剛、細田佳央太、のん
1975年の名作をリブートした一作。
新幹線「はやぶさ60号」に、速度が時速100kmを下回ると即座に爆発するという爆弾が仕掛けられる。極限状況の中、車掌や運転士らは乗客を守りながら奔走する。
みなぎる電車愛&特撮愛
樋口監督の偏愛が火を吹く、メイドインジャパンのアクション大作。
トム・クルーズがパラシュートで降り立って全部解決！みたいなヒーロー主義ではなく、「今日も働く名もなき現場の人たち」が己の誇りをかけて戦う姿がまさに日本的。
暴走新幹線の大迫力っぷりも、ミニチュア撮影の意地を見せつけてくれる。
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