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『アンブレラアカデミー シーズン2』第5話感想 ついに兄弟集合!だがいつも通り足並み揃わねぇ!

2020年9月4日

『アンブレラアカデミー シーズン2』第5話の感想をお送りします。
兄弟全員集合!
準備段階を経て、いよいよ話が動き始めた感がありますね!

 

 

アンブレラアカデミー シーズン2 第5話『ヴァルハラ』

いやあ毎度のことながら音楽のチョイスが素晴らしいですよね『アンブレラアカデミー』。

前話のvs三つ子戦でKISSのラヴィン・ユー・ベイビーが唐突に始まった時もアガりましたが、今回のナンバーファイブvsライラ戦ではまさかのビリー・アイリッシュ(のカヴァー)。
第1話の世界終焉シーンではシナトラのマイウェイだったし、毎回BGMのチョイスが奔放すぎ!
時代もジャンルも飛び越えまくる異色のセットリストは、時空を旅するアンブレラアカデミーならではでグッド!

 

しかし(こっちも毎度のことながら)ディエゴ君にはズッコケさせられます。
前話でライラが自分を助けず、ナンバーファイブを守ろうとしたことに不信感を抱くディエゴ。
それはまあいいのですが、言ったセリフが
「何で俺を助けてくれなかったんだ!」と来たもんです。

お前さん…ライラに助けてもらうつもりだったんかい!
スウェーデン人暗殺者に首をシメられながら「ライラ…!」とうめいてたのは

「ライラ…(こいつらは危険だ…お前だけでも逃げろ)!」

じゃなくて

「ライラ…(苦しいよう、助けてよう)!」

だったってワケかい!
も―…呆れた弱キャラっぷりですよディエゴさん。
あーた仮にも特殊能力者でしょ!?
人生のすべてを鍛錬に費やしてきた戦闘のプロでしょ!?
それがなんだい、無様に首絞められて一般人(しかも恋人)に助けを求めるとかヒーローとしての矜持は無いのかよ!

 

…とまあディエゴさん相手には物申すがつのるところですが、全体的なストーリーはいよいよ"準備"が終わった感じで盛り上がる。ついに兄弟全員が一同に会しました。

 

比較的温厚(ただし正気時に限る)な3人は気が合うもよう。
ヴァーニャはこのまま記憶が戻らず、別キャラに生まれ変わったことにするのがいいと思います私。

 

とは言えこれまで通り足並みは合わず。
ナンバーファイブは独自にハンドラーと接触。
ルーサーとディエゴの脳筋ヘタレコンビは独自にハーグリーヴス氏へと接近。
残りの3人は「何したらいいか分からんからとりあえず好きに生きる」路線へ。

独立独歩を行く兄妹たちの明日はどっちだ!?

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