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『チャイルド・プレイ』感想 乏しい意外性…これはリブートの甲斐なし

2020年8月13日

リブート版『チャイルド・プレイ』を見たので今回はその感想記事です。
う~ん…微妙でした。
ホラーコメディとしての悪趣味シーンは結構見応えがあったんですが…いかんせんシンプルに面白くない。
けっきょく一番面白かったのはポスターでした(;^ω^)

 

ウッディーーッ!!

 

アナベルちゃーーんッ!!

 

 

チャイルド・プレイ

2019年 アメリカ
監督:ラース・クレヴバーグ
出演:オーブリー・プラザ、ガブリエル・ベイトマン

チャイルド・プレイ(吹替版)

 

評価 D

 

少年アンディは母親からのプレゼントで、最新鋭のAI人形バディをプレゼントされる。勝手にチャッキーを名乗り出す人形(;'∀')
しかしその人形はベトナムの低賃金労働者の怨念がこもった一品だった。
細工により倫理観のリミッターが外されていたチャッキーは、アンディとの交流のなかでバイオレンスな友情を育んでいく…!

…というお話です『シン・チャイルド・プレイ』
連続殺人鬼の死霊が乗り移った人形というアイデンティティーを大胆に捨て、狂ったAIというスカイネット路線で生まれ変わったチャッキー。
それへ少年少女たちが知恵をしぼって挑むという『ホームアローン』的なエッセンスを加え、軽い感じで楽しめるホラーコメディに仕上がっています。

スプラッターなギャグセンスが冴える各ブッ殺しシーンはなかなか乙。チャッキーの大胆な設定変更は、往年のホラーアイコンの再定義として結構正解なのかも知れません。
『13金』のジェイソンも宇宙を舞台にしたSFホラーとかにすればいいのに。

 

まったく欲しくなれねぇ…

 

それはそうとね、チャッキーがキモ過ぎ
せっかく設定を一新したのに見た目だけ中途半端に旧作を受け継いだせいで、可愛くもカッコよくも、もちろん怖くもない微妙なデザインに。
ただただ魅力がなく、町中のみんなが夢中になる理由付けが弱くて話に入れません。

設定を大幅に変えるならせめて見た目くらいは「らしさ」を残さないとチャッキーじゃなくなる…というジレンマは分かりますが、なにもこんなハンパな場所に着地しなくても(;^ω^)
いくらマーク・ハミルが声当ててもさ、こんなんじゃフォースもへったくれもないよ。素晴らしいすべて間違っている…ってやつです。

とりあえずユカイな惨殺シーンは結構見応えがあったので観て損した気分にはなりませんでした。次があるならもっと頑張ってほしいところですね(何様)。
今回の感想は以上です。

 

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