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衝撃の中国SF『三体』がNetflixでドラマ化決定!しかも製作陣がスゲェ顔触れ

流行にさといNetflixが次のターゲットをあのベストセラーにロックオン!
そう『三体』です!『三体』!

 

 

『三体』は中国の作家、劉慈欣によるSFスリラー。
文化大革命時代という中国の一種の黒歴史を舞台に、ある女性科学者の辿る過酷な運命が描かれます。
一方で現代中国を舞台に、科学者だけをターゲットにした連続殺人事件とそれを追う別主人公のストーリーも同時進行。
二つの時間軸でそれぞれ進行する物語が一つに合流するとき、驚愕の真実が姿を現す――
というお話です。

 

三体

 

本土中国をはじめ世界各国でベストセラー入りしヒューゴー賞の受賞まで達成した『三体』は、名実ともに時代を代表する傑作。
個人的にも超楽しめました。
序盤の王道サスペンスから一転、終盤になるに従って極端すぎるほどのトンデモ展開に至る大胆さには度肝を抜かれたもんです。
ラストに近づくに連れ「お、俺は何を読んでるんだ…(;'∀')」的なトリップ感が凄い。

 

で、流行にビンカンなNetflixがこの『三体』にさっそく目を付けたわけで。
このたびNetflix独占配信でドラマ化が決定しました!
しかも製作陣は豪勢の一言で、製作総指揮にブラピやライアン・ジョンソンやロザムンド・パイクらビッグネームが名を連ね、脚本にはデヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイスという『ゲーム・オブ・スローンズ』組が参戦。
本気も本気。目玉コンテンツにする気がマンマンです。

 

なお『三体』は三部作構成で、いまのところ日本語化されているのは二部作目の『黒暗森林』まで(2020年9月時点)。
ドラマは三部作ぜんぶをカバーする内容になるそうで、複数シーズンにまたがった大作になる予感。

『三体』と言えば、毛沢東主導の文化大革命を痛ッ烈に批判している内容が刺激的です。科学も人としての尊厳も盛大にふみにじった文化大革命を、癒すことのできない近代中国最大の傷跡として描いてる。
現政権トップの習近平は、そんな文化大革命の暗部を隠し"第二の毛沢東"になろうとしていることは周知の事実。
検閲や言論統制が容赦ないアノ国で『三体』がヒットしたこと自体が意義深いワケです。

なので、文化史的にも政治的にも絶妙な立ち位置の『三体』のドラマ化はNetflixにとっても冒険になるはず。ハンパな姿勢では挑めません。
何にしても超楽しみです。

 

 

いったん読み始めると止まらない一級エンターテイメント。

 

 

第二部。
なおオーディブル版もあるので登下校や通勤途中でも安心(?)。






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