『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』第2話の感想をお届けするよ!
幼い頃を「丘の屋敷」で過ごし、ある事件がきっかけでそこを去ることになった5人の兄妹。
時は流れ20年後、5人はそれぞれ成人し別の道を歩んでいた。
ある日、末っ子のネルが謎めいた状況で自殺。
葬儀屋を営む長女(上から二番目)のシャーリーは悲しみに打ちひしがれる。
ネルの葬儀を買って出たシャーリーは、自分の人生に登場した「死」のエピソードを思い出すのだった。
捨て子猫を拾ったが世話しきれずに死なせてしまったこと。
そして異様な状況で死んだ自分の母のことを。
↑まあかなり絞ったけど、今回のあらすじはこんな具合だったよ!
長々とストーリーを説明するのもナンセンスなので、ここは某仮面ライダーオーズ風に「今回の三つの出来事~」とポイントを絞って紹介していくぜい!
①シャーリーは単なる葬儀屋じゃなくて死体修繕=エンバーミングのプロ。アメリカ版おくりびとだ!
②長男のスティーブが家族をネタにした小説で成功を収めたことについて、シャーリーは今でもムカついてるぜ!
③次男(上から4番目)のルークは薬物中毒で家族の厄介者だぜ!(でもシャーリーは厄介者扱いしてしまう自分に強い後ろめたさを感じているぜ!)
こんな感じかな!
↓その箱の中には…
しっかし凄いクオリティだよ『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』。
まだ2話目だけど演出の精密さが冴えわたってて、絶賛を集めてるのにも納得できちゃうよ。
たとえば「過去編」と「現在編」が切り替わるときも、両方の時間軸に登場するアイテムをさりげなく画面に入れてエピソード同士を繋げたりしてる。おかげでわざわざ毎回左下に「現在」とか「過去」とかテロップを入れなくても繋ぎがスムーズになってるんだ!
分かり易くてとっても視聴者フレンドリーだぜ。
構造がけっこー複雑な本作だけど、案外混乱せずに済むのはこういうさり気ない工夫が配されているからなんだな~シミジミ
これは監督のマイク・フラナガンが、既に数々のホラー映画を手掛けたベテランであるが故なんだろうね!
おかげで恐怖演出もレベル高くて困っちゃうよ! 怖いんだよ! 普通に!
今回は回想シーンの父ちゃんの
「ほら、もう大丈夫。もう収まっただろ?
も う お さ ま っ た だ ろ お" お" お" お"」
にチビりそうになったね(`・∀・´)エッヘン!!
あとシャーリーの息子が「ハロウィンに僕はデアデビルになりたいんだ!」と言うシーンにはちょっとニヤリとさせられたね。
『デアデビル』も『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』と同じくNetflixオリジナルドラマの人気作。
言わばNetflix楽屋ネタだね。こういうノリは大歓迎さ。
とは言え…展開遅ッ!
今回ほとんど話進んでないじゃん!!
「あの日」に何があったのか?
「赤い部屋」には何があるのか?
「首折れ女」とは何者か?
あたりが今のところ話の核となる謎のはずだけど、何一つ進展しないまま話が終わっちゃったよ!
まあ…序盤の展開が遅いのは海外ドラマの御約束みたいなものだし。気長に観ていこうかな!
次は第3話だ!
『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』第3話 迷わず触れよ!触れば分かるさ!
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