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『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』第5話 ネルの身に何が起こったのか!?これぞ王道ホラーの神回!

2018年11月15日

激コワ海外ドラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』第5話の感想をお送りするよ!

 

いきなりだがめちゃくちゃ面白かったよ第5話。いわゆる神回だったね。
スロウリーな展開が続いていた本作だけど、ここに来て急転直下だ。

 

だいぶ話の核心に迫る内容になってきたので、ここから先はネタバレ注意の但し書きを入れさせてもらうぜ!

 

 

幼い頃を「丘の屋敷」で過ごし、ある事件がきっかけでそこを去ることになった5人の兄妹。
時は流れ20年後、5人はそれぞれ成人し別々の道を歩んでいた。

 

末っ子のネルは幼い頃からたびたび自分の前に姿を現す「首折れ女」の亡霊に悩まされていたが、アーサーという理想的な男性と巡り合いその悪夢を克服していた。
アーサーと結婚し順風満帆の人生を謳歌するネル。

 

しかし忘れかけていたころ、再び「首折れ女」がネルの前に姿を現すようになってくる。
夫を病気で失い精神のバランスを崩したネルは、他の兄弟とも関係が悪化していき孤独を深めていく。

 

やがてネルは自分の人生をおびやかす恐怖と決別するため、元凶である「丘の屋敷」=ヒルハウスに赴く。
すると、うち捨てられ廃墟になっていた筈のヒルハウスは20年前と同じ佇まいでネルを迎え入れる。
それだけでなく、自殺した母親や亡夫らが笑顔で現れ口々にネルに祝福の言葉を投げかけるのだった。

 

恍惚とした表情となり、その状況に何の疑問も抱かないネル。
誘われるがままらせん階段を上っていたネルは、その上から母親の亡霊に突き落とされ首吊り状態となり絶命するのだった。

 

落下の衝撃で首の骨が折れ、無残な表情で死んだネル。
その姿は自分が幼い頃から怯え続けていた「首折れ女」そのものだった…。

 

と言う訳で首折れ女の正体はネル自身でした~、というどんでん返しが見事にキマった第5話でした。

 

↓こんなことされたら生涯モノのトラウマな

出展:IMDb

 

もうね、マジでやられたよ。
ラスト30秒の、これまでの自分の人生を「首折れ女」側から見るネルの絶望感が深すぎて圧倒されたね。
主人公であるネルがヒルハウスに巣くう悪霊の一体になり果ててしまうという救いの無さもインパクト大。

 

ネルが見ていたのは誰かの亡霊ではなく、悲惨な死を遂げる自分自身の運命だった訳だ。
ヒルハウスの呪いは時空を超えるほど強力であることが分かる。最初からネルは死ぬしかなかったのだ。
この「どう足掻いても絶望」感がとっても( ・∀・)イイ!!

 

これぞホラーの醍醐味!
これぞド直球の怪談だ! 非常に素晴らしいッ!
この第5話のために『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』があったと言っても過言じゃないね(まだ全話観てないけど)。

 

がぜん面白くなってきた!
よし次だ次!

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