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【映画秘宝】2020年7月号 藤原啓治の追悼特集が泣ける…

映画秘宝 2020年7月号 [雑誌]

復刊2号目の映画秘宝を拝読しました。
いきなり表紙が時をかける原田知世で、いつものことながら「なんで今やねん」気分。
この流行りもすたりも度外視で我が道を行くストロングスタイル……秘宝は完全に復活しましたね!

 

 

追悼・藤原啓治

本号の最も注目すべき記事は、2020年4月に惜しまれつつも夭折した声優・藤原啓治の追悼特集でしょう。

漫画家・麻宮騎亜や、同じ声優業の森川智之らが氏との想いでを語っています。
特に藤原啓治の闘病期間中に『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役を引き継いだ森川智之の記事は、故人へのリスペクトと友情が篤く伝わってくる名文。ページが涙で曇ります…( ;∀;)

 

めちゃくちゃどうでもいい話ですが、個人的に藤原啓治と言えば『機動戦士00ガンダム』のアリー・アル・サーシェスでした。
あの超・好戦的なケダモノっぷりと悪人ならではのドス黒い美学は、藤原啓治にしか表現できなかったでしょう。
特にシーズン2で放った名ゼリフ「ところがぎっちょん!」は超お気に入り。
ぎっちょんて…(;^ω^)
あまりに好き過ぎて、当時組んでいたジャズバンド名を「ところがぎっちょんズ」に変えたほどでした。

藤原啓治…R.I.P.

 

一方、Netflixなどの配信サービスの特集記事も読みごたえ抜群でした!
いやしくもNetflix紹介ブログを運営している身としては非常に参考になることおびただしい。
でも誌上で褒められてる『コフィー&カリーム』はぜんぜん面白くなかったよ!
『アンカットダイアモンド』もサッパリだったよ!!

何にせよ配信秘宝はありがたい試みです。連載希望。
TVドラマ版『ウォッチメン』にもがぜん興味沸きまくりですたい。

 

なお大林宣彦特集は世代がアンマッチ過ぎてよく分かりませんでした…。
ヒロインランキングと言われましても…よく知らないですしおすし…。

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