映画

『エージェント・ウルトラ』感想 偉大な先輩を超えられなかった?ユルいジェイソン・ボーン

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■□


□ 6点
【あらすじ】
ス―パーのバイトで生活するマイクは日々をテキトーに過ごすパッとしない青年。
そんな彼でも美人の彼女のことは大事にしており、いつか結婚して二人で安定した生活を送りたいと(なんとなく)思っていた。
ある夜、彼は暴漢に襲われるがなぜか超絶戦闘力を発揮し暴漢を返り討ちに。実は彼の出自には、彼自身も知らない秘密が隠されていたのだ!
『ザ・コンサルタント』が頗る面白かったので、もっと「ナメてた相手が実は殺人マシンでした映画」が観たいぞー!と思い観てみました『エージェント・ウルトラ』。
率直な感想としては…面白くはあったけど、ちょっと作りがユルすぎやしませんかね、って感じです。『イコライザー』などの偉大過ぎる先輩にリスペクトを払うのは良いとしても、この映画ならでは!という個性が不足しているばっかりにただのまねっこに終わっているのも悲しい…。

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『ジェイソン・ボーン』×『イコライザー』

本作は「記憶喪失かと思ったら実はCIAの作り出した超人戦闘員でした」という『ボーン』シリーズをはじめ既に手垢のつきまくった仕掛けを主軸にしています。そういう意味では
「ナメてた相手が~映画」とはちょっと違いました。

エージェント・ウルトラ(字幕版)
ただし冷酷な殺人マシンという真の顔ではなく、あくまで冴えない気弱な青年を「主」として描いている所が本作のキモ。しかもその主人公が、パッとしない青年を演じさせたら三国無双でお馴染みのジェシー・アイゼンバーグという点が最大の面白ポイントです。

ジェシー・アイゼンバーグによるどうしようもない青年っぷりは職人芸の域で、良い意味で(?)イライラさせてくれます。そう見せかけていざ戦闘シーンでは放り投げたフライパンを撃って跳弾を相手に命中させるなどの超人技を放つというギャップが痛快!
スプーンを顔面に刺してSATSUGAI!
チリトリを頸部に刺してSATSUGAI!
などなど、その場にあるアイテムを使って戦うというスタンスも『ボーン』シリーズからの伝統ですね。
ただホームセンターの商品を使って無双乱舞する後半は『イコライザー』のパクリの域を出ておらず、やや残念な感じ。もっと伏線を活かしアルバイトならではの工夫を凝らして欲しかったと思ったり思わなかったり。
それにジェイソン・ボーンが自分の力で運命を切り開いていったのに対し、収まりが良い所になんとなく収まってしまう本作のマイクは…ちょっとどうなんでしょう。比べるのがジェイソン・ボーンでは格が違い過ぎ?
とは言え「そんなパッとしない青年にクリステン・スチュアートみたいな彼女ができる訳ないだろ!」というツッコミにもちゃんと回答を用意しているなど意外としっかり作ってある面もあり侮れません。
脇役も個性的で、ジョン・レグイザモが(一応)主人公サイドの協力者役で出ているところは『ジョン・ウィック』っぽいかも。
暗殺者ラファ役のウォルトン・ゴギンズが「憎まれ役だけど憎めない」という『ヘイトフルエイト』の時とそのまんまのキャラなのも安心感あってグッド。逆に何の人間性もなくひたすら嫌な奴だったCIA高官役のトファー・グレイスにも小さめの拍手を送りたいです。

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