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せっかくだから俺は『ブルックリン ナイン-ナイン』の最高に愉快な仲間を紹介するぜ!

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Netflixで観られるいちばん面白いコメディと言えば?
それはもう『ブルックリン ナイン-ナイン』で決まりでしょう!

テンポ抜群の会話!
魅力的なキャラ!
しょうもないけどよく練られてるストーリー!

『ブルックリン ナイン-ナイン』こそは頭からっぽにしてガハハと笑える模範的なコメディ作品です。

イヤなことがあった日のお口直しに。
ホラー映画が怖すぎてトイレ行けなくなったときの気分の中和剤に。
とにかくどんな時でも『ブルックリン ナイン-ナイン』さえキメれば気分は明るくハッピーになれます。

今回はこの快作を紹介したいと思います!

 

 

『ブルックリン ナイン-ナイン』とは?

本作はNetflixで配信中のコメディドラマ。ニューヨークのブルックリンで活躍する警官たちを描いた連続シリーズです。
いわゆるシットコムにあたるので、『フレンズ』や『フルハウス』の警察版と言えばイメージしやすい方も多いのではないでしょうか。

1話30分で話のテンポがよく、スキマ時間でも楽しむことができるのがグッド。
それでいて各話の起承転結がしっかりしており、スト―リー性はとても充実しています。お手軽さと正統派エンターテイメント性の両立。素晴らしい。

遠藤樽助をはじめ日本語吹き替えの声優陣も豪華。従来のテンポを崩さず見事な日本語化が実現されています。
ことば遊びネタの多い本作ですが、その点も絶妙な職人芸によってばっちりローカライズ済。
外国映画を字幕で見るか吹き替えで見るかは映画ファンらにとって永遠の議論テーマですが、本作に関しては断言できます。日本語吹き替え版一択と。

何より、登場する警官たちがみんなとっても仲良しかつ仕事に誇りを持っているのが見ていて気持ち(・∀・)イイ!!
真・「やりがいのある明るくアットホームな職場」です。
こんな職場で働きてぇ!

 

 

登場人物紹介

ジェイク・ペラルタ

われらが『ブルックリン ナイン-ナイン』の主人公!
演じるアンディ・サムバーグは押しも押されぬベテランコメディアン。本作に関してはプロデューサーも兼任しています。

 

 

基本はおバカでお調子者だけど、頭の回転と直感に優れる有能な刑事。

とにかくずっと喋っているうえ発言の8割がしょうもない冗談なのですが、その常人をぶっちぎったヒラメキが事件解決の糸口になることも多々あり。

ブルース・ウィリスの『ダイ・ハード』を崇拝しており、事あるごとにジョン・マクレーンのマネをしては大概まずい結果を招きます(;'∀')

同僚のボイルとは超仲良し。
基本みんな仲良しの99分署ですがこの二人だけは別格。超ベストフレンド。
二人で毎回妙に凝った設定の偽身分を作って遊ぶ潜入捜査するのがお約束です。

同じく同僚のエイミーとも仲が良い。
やんちゃ坊主だけど有能なジェイクと典型的なおせっかい委員長タイプのエイミーは、まさに絵に描いたようなデコボココンビ。
でもだからこそお互いのことを憎からず想っていたりーみたいなラブコメ要素がきゅんきゅんさせます。

キメゼリフ…というか持ちネタは、誰かの言ったセリフをそのまま繰り返して
「それってセックステープのタイトル?」
…セクハラ案件にならないといいね(;^ω^)

 

 

レイモンド・ホルト

99分署の署長にしてカタブツの旦那。署内でいちばん偉い人です。

黒人でしかもゲイという生粋のマイノリティ。歩く『ムーンライト』状態。
しかし生来のマジメさと熱意あふれる職業意識で、根深い偏見にメゲずついに現在の地位を勝ち取ったという苦労人です。
誠意あふれる人柄で誰からも尊敬される、ハリウッド映画じゃ割と珍しい100点満点のイイ人上司。

破天荒すぎる部下たちに毎回頭を悩ませてるけど、その部下たちからは理想の上司として信頼が篤いという皆のお父さん的キャラでもあります(ジェイクが "お父さん" と言い間違えるネタあり)。

なお普段がカタブツだからこそ、要所要所でハジケる姿が超面白い。
特に第2シーズン最終話は珠玉。
「サイドワインダー」だの「ブラックマンバ」だの厨二感あふれるカッチョイイ偽名を言い合っては盛り上がるジェイクとボイルに「やめんか!」と怒鳴り続ける署長でしたが、エピソードの後半で本気になるとキメ顔で
「今から私のことはこう呼べ…ベルヴェットサンダーと!!
最高すぎるだろ署長!!

 

 

エイミ―・サンティアゴ

ラテン系の美人刑事。
まじめで規律に厳しい委員長タイプの人物ですが、まじめの度が過ぎて変人の域に達している困ったちゃん。
ちょっとした仕事でも電話帳二冊分くらいのマニュアルを作ってきたり、抜き打ち試験で周囲がブーイングの嵐のなか一人だけ喜びのあまり興奮し始めたり、なかなかのエキセントリックぶりです。

マジメっ子ちゃんにありがちなパターンで、やや自己評価が低い傾向あり。
閉所恐怖症だったりイヌアレルギーだったり、弱点も多い。
しかしそんなエイミーをチームワークで支え、エイミーならではの持ち味と能力を活用させしめていくエピソードの数々には感動を禁じ得ません。まさに理想的な職場。エイミー大好き!

なおジェイクとのラブコメ要素は『ブルックリン ナイン-ナイン』において欠かせないオモシロ要素です。ヒューヒュー

 

 

チャールズ・ボイル

刑事でジェイクの親友。

食文化に並々ならぬ知識とこだわりがあり、珍獣の希少部位を食べたことを自慢しては周囲にドン引きされます。
あと自らの性生活を赤裸々に言及しては周囲にドン引きされます。
ボイル家の一員として一族の規律や慣習を毎回披露しますが、その無意味すぎる内容に大抵ドン引きされます。
ドン引かれ芸の達人です。

ジェイクへの友情が熱すぎてブロマンスの域に達しており、5話に1回くらいのペースで「やたらとジェイクと仲の良いゲストキャラが出てきてボイルがそれに嫉妬しまくる」というネタが出てきます。あまりに定番ネタ過ぎて劇中でも「またそれかよ!」とイジられる始末。

しかしホモセクシュアル感はまったくなく、むしろジェイクとエイミーを事あるごとにくっつけたがるボイル。
サーマルスコープでエイミーの体温をチェックし排卵日であることを見抜き、ジェイクに「"今日"だよ」と促すシーンはドン引かれ芸の究極に迫る名シーンでした。

 

 

テリー・ジェフォーズ

屈強な肉体を持つ巡査部長。
演じるテリー・クルーズは元エクスペンダブルズの一員にして(一瞬だけど)X-MENにも出演した人気スター。たぶん知名度的にはアンディ・サムバーグの次ぐらいにポピュラーでしょう。

一応ジェイクたちの上司に当たりますが、基本的に呼び捨て&友達感覚で扱われています。本人もそれで嬉しそう。
部下にせがまれては大胸筋を左右交互に動かして見せてあげたりするサービス精神の塊。

メンバーの中で唯一の妻子持ち(途中からボイルもだけど)。
見かけによらず小心者ですが、ある意味レギュラーメンバーの中で一番常識人。家庭人だからこその視点でメンバーを支えていく、署の支柱的存在です。

なお好物はヨーグルト。
ヨーグルトを勧められると一切警戒することなくすぐ食べるので、しばしば盛られています。小型GPSとかを。

 

 

ローザ・ディアス

黒髪のやさぐれ女性刑事。
やさぐれ過ぎてコワモテ警官に片足つっこんでいる、ニューヨークの菅原文太。

いかにも人間嫌いに見えて恋愛遍歴はにぎやかだったり、あなどれないオンナです。

仕事に対するプライドは人一倍で、率先して現場に出るスタイルから危険な目に遭う場面もしばしば。
『ブルックリン ナイン-ナイン』の魅力の一つに「一見ふざけているようで、みんな警察の仕事が大好き」という羨ましいほど高い職業意識が挙げられます。自分を危険にさらすような働き方が正しいかはさておき、ローザがその点を助長してくれるキャラなのは間違いありません。カッコイイんです。

なお意外と乙女チックな面も多し。
そしてローザの父親役はまさかのマチェーテ。

 

 

ジーナ・リネッティ

署長秘書にして99分署の影の番長。
異様に自身満々でセレブ気取りの誇大妄想家…と見せかけて毎回キッチリ結果を出してくるニクイ人物。デキる女。

ジェイクとは実は幼馴染で、途中までジェイクの住まいを提供してあげてました。厳しいんだねニューヨークの住宅事情…(;^ω^)

気がかりなのは…IMDb情報ではシーズン7から彼女のキャストクレジットが消えていること。
え、どゆこと?
途中でジーナだけ離脱するの!?え?
だっ誰か教えて!!(2020年8月現在、ネットフリックスで観られるのはシーズン5まで)

 

 

ヒッチコックとスカリー

熟年刑事にしておとぼけキャラコンビ。
そのおとぼけっぷりは尋常じゃなく「ピザの上に座っても気付かず丸一日過ごす」「自分で置いた画鋲入れを直後に飲み物だと思って飲み干す」など普段どうやって日常生活を送っているのか心配になるレベル。

あまりに使えない彼らは誰からも頼りにされていない哀れな存在…。
基本的にみんな優秀である99分署のなかにあって、その存在感は逆に唯一無二です。

だからって嫌われているワケではなく、ちゃんとみんなから仲間と認知されているところがいかにも『ブルックリン ナイン-ナイン』。

なお予告編を見る限りでは、シーズン6にて彼らがイケメン優秀刑事だった80年代をフィーチャーした回があるもよう。
ウッ見たいッ!!

 

 

エイドリアン・ピメント

シーズン3から登場する準レギュラー。
長期に及ぶ潜入捜査の影響で頭がイカレてしまった可哀想な人。
しかし話が進むにつれて、潜入捜査は関係なく最初からアレな人だったと判明していきます(;^ω^)

そのイカレっぷりはブルータルな方向に振り切れており「な、とりあえず殺そうぜ。もしくは燃やそうぜ。」などと常識をぶっちぎった物騒さを常に発揮。まるでアイスソードを持ったガラハドを見るグレイのごとし。
なので同じく物騒ギャグが持ち味のローザとは気が合うもよう。

 

 

続きはまた今度

というワケで『ブルックリン ナイン-ナイン』の登場人物紹介でした。
本当はベストエピソード〇選!とかもやりたかったんですが、本記事が当初の予想より長くなっちゃったし、先週末に食べた生焼けの焼き鳥がアタって腹痛が現在進行形で著しいのでそれはまたの機会にとっておき今日はこのへんでおいとましたいと思います。マジデイタイヨ…

 

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※追記

⇩『ブルックリン ナイン-ナイン』記事の続きはこちら!

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