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【訃報】チャドウィック・ボーズマン急逝 王よ安らかに…ワカンダフォーエバー

2020年8月30日

 

『ブラックパンサー』の主人公ティ・チャラでおなじみのチャドウィック・ボーズマンが、43歳の若さで急逝されました。
2016年頃から大腸がんで闘病生活の日々だったとか…。
偉大な才能の喪失を悼むとともにご冥福をお祈りします。

 

⇧アベンジャーズ関連のキャストほか、ジョーダン・ピールやケヴィン・ハートら黒人著名人からの追悼メッセージが続々。
読めば読むほど泣ける…。
ほんとに死んじゃったんだな…。

 

白人警官が黒人一般人を殺害する事件が相次ぎ、BLMで全米に激震が走る今日この頃。
黒人にとって暗雲立ち込めるそんな世の中に、ボーズマンは「ワカンダフォーエヴァ―!」の掛け声とともに大きな希望を見せてくれました。
アメコミ映画全盛の機運を帆に受けて力強いメッセージを体現してきたボーズマン…。彼こそはエンタメ界のキング牧師と呼べる存在です。奇しくも遺作となった『ザ・ファイブ・ブラッズ』はキング牧師の話でもあるし。

 

チャドウィック・ボーズマン以外のティ・チャラなど(少なくとも現行のマーベルユニバースでは)誰も見たくないと思われるので、代役で『ブラックパンサー』続投という線はあり得ないでしょう…多分。
という事はMCUは今後の展開を大幅に考え直さないといけないはず。なにしろブラックパンサーはポスト・エンドゲームのアベンジャーズにおいてザ・中心人物だからして。

劇中でも死亡扱いになるのか…。
それとも『ダークナイト ライジング』のジョーカー(ヒース・レジャー)のように、あたかも最初から存在しなかったかのような扱いになるのか…。
まったく予想がつきません。
つきませんが…一つ確実に言えることはMCUをはじめ映画界は今日、真に偉大な才能を一つ失ったということです。

 

ワカンダ・フォーエヴァ―
R.I.P.陛下

ブラックパンサー (字幕版)

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