せっかくだから俺は『ブルックリン ナイン-ナイン』のベストエピソードを紹介するぜ！

前回の記事↓で、『ブルックリン ナイン-ナイン』の面白さとその魅力あふれる登場人物を紹介させて頂きました。

今回の記事では、この流れで『ブルックリン ナイン-ナイン』のベストエピソードを取り上げようと思います。
基本的にハズレ回が無く毎回安定した面白さを提供してくれる『ブルックリン ナイン-ナイン』ですが、その中でも個人的に「これは！」と思った5エピソードをご紹介！

シーズン5　第4話　ハロウィーン強盗

出典：IMDb

1シーズンに1回のお楽しみ、ハロウィン回！

ハロウィン回では毎回、署内でいちばん賢い人間の座をめぐっていつもの面々が熾烈な頭脳戦を展開するのがお約束です(仕事しろよ(;^ω^))。

毎回騙し合いに次ぐ騙し合いで勝者の予想がつかないハロウィン回ですが…。
このエピソードには度肝を抜かれました。勝つとか負けるとか以前にまったく予想し得ない場所に着地します。
しかも感動的！こんなん泣きますわ。

まごうことなき『ブルックリン ナイン-ナイン』ベストエピソードです。好き。

シーズン4　第16話　モーモー

出典：IMDb

人種差別をテーマにしたシリアス回。
子守りを任されるジェイク達の慌てっぷりを背景に、署内に根強くはびこる黒人差別について深刻なドラマが展開します。

職場で差別を告発する黒人は「やっかいなヤツ」と認識されて出世が遠のく。
だから誰も声をあげなくなる。
結果、ますます人種差別は固定化していく…。

そこにあるのは『13th -憲法修正第13条-』や『ザ・バンカー』でも描かれた、社会に組み込まれたシステムとしての黒人差別です。
そしてそのシステムを支えるのは、他ならぬ黒人自身の諦めでもある…。
コメディドラマらしからぬ、そんな非情な現実が描かれたヘビーな回でした。

だからこそ、誰もが今やれることにまず取り組んでいくしかない。
深淵なテーマに言及しつつ、しっかり前向きかつ明るくまとめる『ブルックリン ナイン-ナイン』の脚本力に脱帽です。
ホルトとジェフォーズの絆が泣かせる( ；∀；)

シーズン2　第8話　郵政監査官

『ハングオーバー』等でおなじみのベテランコメディアン、エド・ヘルムズ(↑の向かって右)をゲストキャラに招いた一篇です。

クソウザいエド・ヘルムズをバカにし腐ったばっかりに、大ヘマをやらかすジェイク。
そしてそんなジェイクに怒りと落胆を隠さないローザ。
果たしてジェイクは挽回できるのか…というお話。

仕事相手がウザかろうが何だろうが、やるべきことはキッチリやるべき。99分署のメンバーが一番大事にしているのは刑事としての職務を全うすることであると再認識させてくれる名エピソードです。

ハロウィン回とか見てると忘れがちだけど、99分署の連中って基本すっごくマジメなんですよね。バカなこと言ったりやったりするだけじゃなく、誇りをもって刑事という職をこなしている。
そんな意外な深みのあるキャラ達だからこそ、自然に好きになっちゃう。こんな奴らと仕事できたらさぞ楽しかろう、俺も英語さえできれば99分署に就職するんだが！

シーズン3　第10話　リアル・ダイハード

映画『ダイ・ハード』を信奉するジェイクが、本当にダイ・ハードみたいな強盗事件に巻き込まれる一篇。

強盗事件の発生を喜んじゃうジェイクの不謹慎っぷりはさておき、99分署のチームワークと互いへの信頼が如実に描かれたお話でした。特に「ジーナは民間人(警察官ではない)んだから絶対に守り切らなきゃダメ」って意識が全員に通底しているのが熱い。なんだかんだでみんなプロ。

ユルいけどほんとのB級アクション映画として見れなくもない、お得な回でした。

シーズン5　第17話　ダラスの妹

ジェイクの腹違いの妹(かなりの困ったちゃん)が登場する一篇。
本編は正直フツーの出来ですが、冒頭の数秒コントがぶっちぎりで面白いのでご紹介します。
バックストリートボーイズの名曲をもじった内容なんだけど…とにかく↓の動画をご覧ください百聞は一見にしかず！

3番目の男が異様に上手いのが更に可笑しい('∀')

はやく来い来い次シーズン！

というワケで今回は、個人的に愛してやまない『ブルックリン ナイン-ナイン』の紹介記事でした。

2020年7月現在で本国アメリカではシーズン7までが放送されています。
が、日本国内でNetflixで視聴できるのはシーズン5まで。

配信してくれるだけありがたいのですが、それを承知で敢えて申し上げれば早く続きを見せやがれNetflixごるあー！！
うそ。見せてください。ごるあ。

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