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時間返して!Netflixオリジナル映画でおすすめできない残念作品ワースト5【2020年5月版】

2017年10月6日

映画をおうちでいっぱい観たい映画ファンにとって、もはや無くてはならない存在であるNetflix。
当ブログではそんなNetflix配信作品の中で「どれが面白いのか知りたい!」という方のために、ジャンル別に厳選したおすすめ作品を紹介中です。

 

ところで…。
Netflixの強みと言えば、Netflixでしか見られないオリジナル映画の数々。
その中には名作・傑作が多数ある一方で、控えめに言って鼻くそみたいな出来の珍作もたくさん存在します。
映画の宿命、玉石混交。

そんなわけで今回はNetflixオリジナル映画に限定して、思わず「時間返して!」と叫びたくなるションボリ映画を紹介します。
率直に避けるもよし!
怖いもの見たさに鑑賞してみるもよし!

 

 

1位 セレニティー:平穏の海

2019年 アメリカ
監督:スティーヴン・ナイト
出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ

つらい過去を捨て、海釣り船の船長で生計を立てる男。
そこへ元妻がやってきて彼に持ち掛ける。
「いまの夫を殺してくれ」と…。

豪華キャストで綴られるクライムサスペンス。
…と見せかけて、我が人生でも指折りのうんこ映画。

 

中盤でやっちゃいけない系のどんでん返しが起こり全ての前提が覆ってしまいます。どんでん返しと言うより話をブッ壊すトンデモ展開。
しかも「思わせぶりだけど実は無意味なシーン」がしつこく続くので、単純に映像としても見ていてツライです。

 

しかし本作の最も恐るべき点はそこではありません。
なんとこの映画、子どもが親をナイフで刺し殺すのを「正義」と定義しているのです。
あり得ない倫理観です。

確かに死んで当然の毒親ではありますが、子どもが殺人を犯すのをヨシとしちゃいけないでしょう。
ましてやそれを「正義」と称して開き直るなんて言語道断です。

 

マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェイソン・クラークという超豪華な顔ぶれを揃えて、なにゆえ斯様なうんこちんちんが仕上がってしまったのか理解に苦しみます。
特にマコ兄は自分の出演作には吟味を重ねることで有名なのに、なぜ本作に出演してしまったのか…本作最大のミステリーです。

 

 

2位 タイタン

2018年 アメリカ
監督:レナート・ルフ
出演:サム・ワーシントン、テイラー・シリング

度重なる環境破壊から、人類は地球滅亡の危機に瀕する。
人類存続のため、科学者らは土星の衛星タイタンへの移住を計画。過酷な環境に人類を適応させるため、希望者を募って人体改造実験を開始する。
しかしいつしか計画は狂い、被験者らは危険な存在となっていく。

地球脱出系のSFスリラー。
しかしあまねく登場人物がみんなバカ過ぎて、ツッコミが追い付かない珍作になり果てています。

 

とにかく全編おかしな点だらけなのですが、最たる例を挙げれば物語の主軸である人体改造計画でしょう。

地球外でも活動できるように人体を改造しよう!…というコンセプトはまあ理解できます。
でもその割に出来上がった新人類は
・ヴォルデモートみたいな面構えになる
・白塗りになって『プロメテウス』のエンジニアみたいになる
・喋れなくなる
・触手が出る
などなど、おおよそコンセプトからは想像もできない珍生物に。

喋れなくなるとかむしろ退化してるじゃん…。
と言うか手首から触手が出る機能は一体いかなるニーズで搭載したのか。劇中で一回もそれらしい活躍をしていません…。
こんな姿にされたあかつきには、サム・ワーシントンじゃなくても乱心待ったなしです。

 

人体改造以外でも
・隠しカメラを設置するも、誰がどう見てもカメラと気づくようにわざわざ仕掛けてしまう(録画ライトもちゃんと発光させる礼儀正しさ)
・劇薬と塩水を同じアンプルに入れて同じ場所に保管するという、ずさんを極めた管理体制
・そもそも衛星タイタンまでどうやって移動するのかは誰も議論しない
など、観る者のSAN値をゴリゴリ削る低偏差値描写の連発。

びっくりするほど誉め所のない映画です。

 

 

3位 リディキュラス6

2017年 アメリカ
監督:フランク・コラチ
出演:アダム・サンドラー、ニック・ノルティ

開拓時代、西部。
悪党に誘拐された父親を救うため、6人の異母兄弟が立ち上がる!

壊滅的にしょうもない一作。
なにしろギャグが寒い。もう完膚なきまでにつまらない。しかもしつこい。

 

豪華キャスト!と言う触れ込みですが、ホルヘ・ガルシアやテイラー・ロートナーなんかは最近ろくな仕事が無い感じなので本編のしょうもなさがむしろかつての栄華と現状の落差を引き立てており泣けます。
コメディ映画なのにこんな侘しい気分にさせやがってコノヤロウ…!

 

ラストのオチもひたすら後味が悪く、最後まで我慢して観てきた視聴者の心を容赦なく踏みにじります。
今まで家族!家族サイコー!家族イエーイ!!みたいな映画にばっかり出ていたアダム・サンドラーですが、本作で謎の変節。もう訳が分かりません。

なお世間一般の評価も惨憺たる有様で、ロッテントマトでは支持率なんと奇跡の0%!
0%て!

 

 

4位 ドゥオーバー:もしも生まれ変わったら

2017年 アメリカ
監督:スティーブン・ブリル
出演:アダム・サンドラー、デヴィッド・スペード

自分の人生にうんざりしていた気弱な中年男は、少年時代の悪友の誘いで気晴らしの旅行に出かける。
しかしそれが大騒動の幕開けになるとはこの時は知る由も無かったのだった…!

「なりすまし」というドタバタコメディーの鉄板アイテムを使った王道アクションコメディーです!…と見せかけて、またも壊滅的にしょうもない映画。
アダム・サンドラー、やっぱりお前か!

 

ただ面白くないだけならまだ許せますが、本作はもう画面で起きること全てがひたすら不快です。

まずアダム・サンドラーが極悪人過ぎます。
自分の目的のためなら嘘八百で他人を躊躇なく利用し、まったく関係ない人間の膝を撃ったり指をへし折ったりやりたい放題。
まごうことなきサイコパスですが、なぜか劇中では良いやつ扱いで最後まで何のお咎めもありません。胸糞悪過ぎます。

あげくギャグが低俗でほとんど全部下ネタ。
いい年したオッサンが100分間ひっきりなしに「ちんちん~(゚∀゚)」とか言い続ける姿を見せられるのでもはや苦行です。

なんのヒネリも無くただ単に同性愛者をバカにしたギャグにもうんざりします。時代錯誤にもほどがあるだろ…。

 

 

5位 ワウンズ:呪われたメッセージ

2019年 アメリカ
監督:ババク・アンヴァリ
出演:アーミー・ハマー、ダコタ・ジョンソン

酔っ払いの喧嘩の後、床に落ちていたスマホを拾ったバーテンダー。
スマホの中には凄惨な殺害現場写真が収められていた…。
やがてバーテンダーの周囲で不気味な事件が次々に起きる。

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「映画がようやく面白くなってきたと思ったら そのまま終わった」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが

おれも 何を見たのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

続編への伏線だとか

もう一回見ると意味が分かるだとか

そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

最もしょうもないものの片鱗を 味わったぜ…

ちゃんとあるぞおすすめ作品!

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