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『ブレードランナー2049』公開直前!Netflixで今こそ振り返るドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作

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今年度最大の注目作『ブレードランナー2049』の公開が迫ります!
既にメディア向け試写会は行われており、その評判たるやIMDbのメタスコア85、ロッテントマトの支持率95%。驚異的な高評価です。

『ブレードランナー』と言えば私が映画のとりこになるきっかけを作った傑作中の傑作。その続編なのだからもう注目せざるを得ません。あげく監督があの天才=ドゥニ・ヴィルヌーヴと来たらもう楽しみ過ぎて毎晩電気羊の夢を見る始末です。
と言う訳で(?)今回はNetflixで観られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作をピックアップしたいと思います!

2010年 カナダ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ルブナ・アザバル、メリッサ・デゾルモー=プーラン

灼熱の魂 Blu-ray
変死した母親の謎を解くため、遺言に従い母親の人生を紐解いていく若き姉弟。
しかしその過程で衝撃の事実が明らかになり、姉弟にも試練が降りかかる。
本作は
2010年のアカデミー賞外国語作品賞にノミネートされ、ドゥニ監督快進撃の発端となった作品です。
母親の知られざる人生が明らかになるにつれ不吉な予感が募っていき、ラストには衝撃のどんでん返しが炸裂。オチに冒頭のシーンを持ってくる円環構造の語りも見事で、超絶ハードコアな因果応報の物語が胸に突き刺さります。
圧倒的な見ごたえがある驚異の大傑作です。

複製された男

2013年 カナダ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ジェイク・ギレンホール、メラニー・ロラン

複製された男 (字幕版)
平凡な男はある日、映画の中に自分とそっくりな俳優を発見する。俳優の身元を調べると、なんとその俳優は容姿のみならず生年月日や後天的にできた傷まで自分とまったく同じなのだった…!
ジェイク・ギレンホールがジェイク・ギレンホールと共演した不条理系ムービーです。
なぜ同一人物が二人いるのか?という疑問に答えを求めて観客は画面を凝視する訳ですが、誰もがラストシーンで「!?!?!?」となるでしょう。『灼熱の魂』とは違った意味で衝撃のラストです。
しかし決して駄作ではなく、むしろ意味ありげな描写の連続が小気味よく知的好奇心を刺激するスリリングな映画です。観客の解釈を試す挑戦状と言えるかも知れません。
上の『灼熱の魂』とテーマは共通していることに気づけば意外とストレートな映画であるとさえ思えてきます。ブルーベリーに注目。
メラニー・ロランのちょっとエッチなシーンもあってお得です!

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プリズナーズ

2013年 アメリカ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール、ポール・ダノ

プリズナーズ [Blu-ray]
誘拐された娘を救うため独自の捜査を開始する父親。ついに容疑者の男が逮捕されるも、結局証拠不十分で釈放となってしまう。
しかしその男が犯人だと確信する父親は、彼を拉致し監禁。娘の居場所を吐かせようとするが…。
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でボコボコにされていたポール・ダノが今度はウルヴァリンにボコボコにされるという拉致監禁ムービーです。
娘を助けたいあまりに次第に正気を失っていくヒュー・ジャックマンに対し、正義と誇りで事件解決に立ち向かうジェイク・ギレンホールが好対照を描きます。と言うかジェイクかっこ良過ぎる。
「信仰」が全編にわたり重要なモチーフとされているため、キリスト教信者でない多くの日本人的には分かりづらい部分がある気がします…。もっとも、単純にサスペンスとして圧倒的に面白いのは間違いありません!
キリスト教のことは詳しく分かりませんが、ラストカットの「視線」に神様の寛容さが垣間見えます。もー仕方ないなー今回だけ許してやるよ、的な。

ボーダーライン

2015年 アメリカ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ

ボーダーライン(字幕版)
FBI捜査官のケイトは麻薬王逮捕のためメキシコに派遣される。現地の捜査チームに加わる彼女だったが、事態は彼女の想像もつかない方向へ転がっていく。
アメリカと国境を接する麻薬大国メキシコ。そのメキシコの社会問題を反映し近年では「麻薬カルテル映画」がたくさん製作されています。そこから『悪の法則』や『カルテルランド』などの傑作たちが誕生しましたが、本作『ボーダーライン』もそれに連なる大傑作です。
なにしろ主役のケイトが終始置いてきぼり。映画はずっとケイト目線で描かれるため、観客もケイトと同じくほぼ「???」のまま話が進みます。そして終盤、この映画の真の主役が誰か明らかになるとき突然映画のジャンルが変わります
超トリッキーな構成です。このトリッキーさを乗りこなしているところが実にドゥニ監督クオリティ。
「敢えて語らないスタイル」で逆に強烈な印象を刻む映画。観たら忘れられない恐ろしさがあります。

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