今回はスマホゲーム『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』を紹介したいと思います。「とじのみこ きざみしいっせんのともしび」です…って読めないよ!
もう『とじとも」と呼びたいんですが構いませんねッ!?
もう『とじとも」と呼びたいんですが構いませんねッ!?
本作『とじとも』は、荒魂と呼ばれる怪異と戦うため、日本刀を手に日夜戦い続ける少女たちの活躍を描いた伝奇RPGです。
本作最大の特徴はテレビアニメ版『刀使ノ巫女』とリンクしたシナリオでしょう。
アニメ版ではほんのチョイ役だった安桜美炎が主人公が据えられており、異なる視点での物語が進行していきます。「アニメのゲーム版」ではなく「アニメとゲーム、二つの物語で一つの世界観を描く」という、いわゆるメディアミックス戦略が取られているという訳です。贅沢!
なお、日本刀を持った女子高生が使命のために学友たちと戦ったり切磋琢磨したりする…という設定は結構ありふれたもので、例えば『閃乱カグラ』シリーズともよく似ています。
しかし『刀使ノ巫女』の世界観は相当本気度の高い描き込み。設定を裏付ける様々な固有名詞や複数の組織がバンバン登場します。
同傾向の美少女アニメでも『閃乱カグラ』がコメディベースだったのに対し本作はガチンコの伝奇小説を作ろうという気概が見て取れます。これは個人的に好印象!
同傾向の美少女アニメでも『閃乱カグラ』がコメディベースだったのに対し本作はガチンコの伝奇小説を作ろうという気概が見て取れます。これは個人的に好印象!
説得力あり過ぎのキャラデザイン
しかし本格伝奇小説を基礎に置こうとも、美少女ゲームの魅力として「萌」は外せません(断言)。その点を本作はまこと見事に達成しています。
何と言ってもキャラクターデザインがしずまよしのり。『艦これ』の島風で一世を風靡した天才です。
氏の描く線はシンプルながらも存在感があり、本作においても少女たちに溢れんばかりの魅力を与えています。ありがとう!ありがとうしずまよしのり!
そしてゲーム画面においてもその魅力は如何なく発揮されており、キャラクターはセルアニメと見紛うほどの見事なシェーディングで描かれています。アクションも60FPS相当(と思われる)ヌルヌルっぷりで、戦闘シーンの迫力は非常に見応えあり。
特に各キャラの奥義(いわゆる必殺技)の演出はこちらの厨二魂を容赦なく刺激してくる力の入りっぷり!何度も見たくなること請け合いです。
アニメ好きならぜひ!
あえて難を挙げるなら、とにかくゲーム内通貨が足りないこと!
本作はキャラクターのレベルアップシステムが独特で、どうしてもお金がネックになりがちです。
本作はキャラクターのレベルアップシステムが独特で、どうしてもお金がネックになりがちです。
レベルが容易くカンストするのも興醒めですが、逆に常に金欠状態でキャラの実力を発揮出来ないのももどかしい…。ゲームバランスの取るのって難しいですね。
と言う訳で、迫力の演出と魅力あふれるキャラクターたちが特徴の『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』を紹介してみました。
基本無料だし、現状では課金圧力も弱くソロでも遊びやすいです。なおアニメ版とは世界観を共有するものの基本的には別の話なので、こちらから入っても全く問題ありません。
基本無料だし、現状では課金圧力も弱くソロでも遊びやすいです。なおアニメ版とは世界観を共有するものの基本的には別の話なので、こちらから入っても全く問題ありません。
美少女+日本刀の組み合わせにグッと来る御仁(例:俺)には是非ともおススメです!