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B級ホラー礼賛!おすすめのNetflixオリジナル映画 ホラー編10選【2020年5月版】

2020年5月22日

映画をおうちでいっぱい観たい映画ファンにとって、もはや無くてはならない存在であるNetflix。
当ブログではそんなNetflix配信作品の中で「どれが面白いのか知りたい!」という方のために、ジャンル別に厳選したおすすめ作品を紹介中です。

 

ところで…。
Netflixの強みと言えば、何と言ってもNetflixでしか見られないオリジナル映画の数々。
そしてそのオリジナル映画のラインナップには、玉石混交ながら中々イケてるホラー映画が多数含まれています。

そんなわけで今回は、Netflixオリジナル映画に限定し良作ホラー映画の数々を紹介していきたいと思います。
いわゆるB級ホラーが大好きな人におすすめ!

 

 

ELI/イーライ

2019年 アメリカ
監督:キアラン・フォイ
出演:チャーリー・ショットウェル、リリ・テイラー

難病に苦しむ11歳のイーライは、両親に連れられ実験的治療を行っているという山奥の病棟に赴く。
古い洋館を改造したその病棟に入院するイーライだったが、その日から彼の周りでは恐ろしい出来事が次々起きるようになるのだった…。

直球の心霊描写がてんこ盛りの、サービス精神あふれる一品。とにかく観客に怖がって貰おうという作り手の誠実さが伝わってきます。
イナバウアーのポーズでじっとしていた少女の霊が急に動き出すシーンで、少しちびりました。

なお終盤の超展開には唖然とさせられます。
そのオチなら序盤のあの描写とかと齟齬があるじゃん!とツッコミたくなりますが、そこはB級ホラーだと思って素直に楽しむが吉。

ストレンジャーシングスのマックスちゃんことセイディー・シンクがキーキャラとして登場するのも見逃せません。
キャラ付けもまんまマックスちゃん。

 

 

ジェラルドのゲーム

2017年 アメリカ
監督:マイク・フラナガン
出演:カーラ・グギーノ、ブルース・グリーンウッド

夫婦の性生活にSMプレイという刺激を求め、夫は妻の両手を手錠でベッドに縛り付けた。
しかしその直後に夫が心臓麻痺で死亡。哀れな妻ジェシーは、人里離れた別荘に身動き出来ない状態で置き去りになってしまう。

限定空間で登場人物がえらい目に遭う、いわゆるシチュエーションスリラーの隠れた傑作です。
おばちゃんが身動き取れなくなる話の何が楽しいんだよ!!…と敬遠するのはもったいない、素晴らしい出来の一品。

パニックに陥るジェシーは次第に幻覚を見始めますが、その幻覚の中にこそ生存への一縷の望みが潜みます。
自分の内面と向き合うことで絶体絶命の窮地に活路を見出す姿は『127時間』に似ているかも。

女性賛歌として哲学的、あるいは社会派的な面も内包する奥深い作品。
鮮やかにキマるオチも必見です!

 

 

カムガール

2018年 アメリカ
監督:ダニエル・ゴールドヘイバー
出演:マデリーン・ブルーワー、パッチ・ダラー

セクシー動画の生配信で人気を博す女性ローラ。彼女はある日、自分にそっくりな女に動画サイトのアカウントを乗っ取られてしまう。
偽物のローラは過激なパフォーマンスで更にファンを増やしていくが、一方でローラ自身にも危険が迫る…。

女性賛歌ホラーからもう一本。ネット社会でのドッペルゲンガーを描いたちょいエロ都市怪談です。
こちらも隠れた傑作。

本作が優れているのは、
「アダルト女優だなんて不埒な職業の女はヒドイ目に遭って当然!」
みたいなしょうもない寓話に陥っていない点。

むしろ主人公はアダルト女優としての意地と誇りを武器に怪異に立ち向かって行きます。ド根性。
そこには「他人の評価なんか関係ない、いつだって誇れる自分であるべき!」という現代的なテーマが通底しています。

 

 

フラクチャード

2019年 アメリカ
監督:ブラッド・アンダーソン
出演:サム・ワーシントン、リリー・レーブ

旅行中にけがを負った娘を連れ、病院の救急外来を訪れる男。しかしその院内で娘と妻が忽然と姿を消してしまう。
病院のスタッフを問い詰めるが、最初から妻も娘も来院していないの一点張り。
やがて男は病院に不審感を抱いていく…。

ホラータッチの誘拐譚です。
誘拐された人物がそもそも実在するのか、観客にも登場人物らにも分からなくなっていく仕掛けは『バニーレークは行方不明』や『フライトプラン』の系譜と言えるでしょう。

 

 

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-

2019年 アメリカ
監督:ヴィンチェゾ・ナタリ
出演:パトリック・ウィルソン、ライズラ・デ・オリヴェイラ

助けを呼ぶ少年の声を聞き、高い草が生い茂る広大な草むらに足を踏み入れた妊婦と兄。
しかし彼らはいつしか互いを見失い、そこから出られなくなっていく…。

スティーブン・キング原作の閉じ込められ系スリラー。監禁されるのが狭い場所ではなく、行けども行けども緑の広大な草むらってところが視聴者の不安を一層煽ります。
閉じ込められ系スリラーの金字塔『キューブ』で鳴らしたヴィンチェゾ・ナタリ監督らしい題材。

 

時間も空間も捻じ曲げて犠牲者らを逃がさない草むら…。
その正体が最後まで明かされないのも不安感が増してグッドですね。賛否分かれるところだと思いますが。

ホラー映画と聞いたらじっとしていられない御仁ことパトリック・ウィルソンが、実に楽しそうにブチ切れ演技を披露しているのも嬉しいポイント。

 

 

アポストル 復讐の掟

2018年 アメリカ
監督:ギャレス・エヴァンス
出演:ダン・スティーブンス、マイケル・シーン

1905年。
カルト教団に誘拐された妹を救うべく、男は教団の支配する孤島に忍びこむ。
男はそこで教団の恐るべき秘密を知ることになる…。

かつてインドネシア産アクション映画『ザ・レイド』で、そのハードさをもって世界中を魅了したギャレス・エヴァンス監督。
そんな彼のNetflix参戦作は、カルト教団の牛耳るコミュニティーに単身乗り込むという『ウィッカーマン』っぽいお話です。

 

信仰心がキーワードになっており宗教サスペンスの面もありますが説教臭さは控えめで、むしろギャレス監督らしいスピード感あふれる残虐描写がキレキレ。
脳みそドリル処刑のシーンは特にステキです。

 

 

ザ・リチュアル いけにえの儀式

2018年 イギリス
監督:デヴィッド・ブルックナー
出演:アーシャー・アリ、ロブ・ジェームズ=コリア―

長年の友の追悼のため、スウェーデンの森深くへハイキングに出かける4人の男。
彼らは森の中で未知の恐怖と遭遇することになる…。

森を舞台にしたオカルトホラー。
誰が何のために作ったのか分からない不気味なオブジェが森じゅうに置かれ、それを見つけるたびに異様な事態が加速していく雰囲気は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を彷彿とさせます。

 

「何かヤバいことに巻き込まれつつある…!」
という主人公らの焦燥感が細やかに描かれており、見応えあるドラマが展開します。
主人公のトラウマが現実と交差し、虚実入り乱れる演出もクールです。

なお終盤に姿を現す「あれ」の、突き抜けて独創的なデザインには要注目。
映画秘宝も絶賛してましたがマジでホラー映画史上類をみないお姿です。

 

 

CARGO/カーゴ

2018年 オーストラリア
監督:ヨランダ・ラムケ、ベン・ハウリング
出演:マーティン・フリーマン、アンソニー・ヘイズ

ゾンビアポカリプス後。
歩く死人だらけになったオーストラリアでは政府や軍隊は既に壊滅し、残った人類は安住の地を求めてあてどない旅を続けていた。
ゾンビに噛まれ48時間後には自分もゾンビなることが確定してしまった男は、幼い娘を守るために人生最後の旅に出る。

オージー産ゾンビ映画。
2013年にYoutubeで公開され世界中で容赦なく涙をカツアゲした感動短編『Cargo』を原作としています。

滅びゆく世界における人間性、というゾンビ映画の真髄に回帰した良作。
この手のジャンル映画にはあんまり出ないマーティン・フリーマンが、脚本を読んで出演を決心したというエピソードも頷けます。
ゾンビ映画ながら静かで気品のある一品です。

 

 

アナイアレイション -全滅領域-

アナイアレイション -全滅領域- (吹替版)

2018年 アメリカ
監督:アレックス・ガーランド
出演:ナタリー・ポートマン、オスカー・アイザック

宇宙からの隕石よって地球上に突如出現した謎の空間「シマー」。
変わり果てた姿になった夫を救うため、妻は自ら「シマー」の調査に赴く。しかしそれは人智を越えた恐怖の始まりだった。

長編デビュー作『エクス・マキナ』が高い評価を得たアレックス・ガーランド監督の第二作です。
そしてまたも高い完成度のSFスリラー。
みんなの永遠のアイドル、ナタリー・ポートマンちゃんが疲れた人妻を演じている点も印象的です。

 

あらすじ的にはいわゆる宇宙人侵略モノですが、実際は哲学的なお話。
自分という存在を構成している要素が一つずつ消滅していく、独特の恐怖が味わえます。

モンスター映画としても見応えがあり、中盤に登場する怪物の鳴き声は涙目になるほどおぞましい…。
考察し甲斐のあるラストも秀逸で、一味違うSF映画をお求めの方に是非ともおすすめです。

 

 

バードボックス

2018年 アメリカ
監督:スサンネ・ビア
出演:サンドラ・ブロック、ジョン・マルコヴィッチ

謎の存在に操られ、人類は次々に自殺をし始める。
生き残った妊婦は他の生存者とともに一軒家に立てこもるが、本当の恐怖はそれから始まるのだった。

「見るだけで死ぬ」という超チート能力を持つ怪物が人類を襲うパニックホラー。
とにかく一瞬でも視界に入ると死ぬので、生存者らは目隠しをして生活せざるを得ないという。

 

母親が子供らを守りながら旅をする設定は『クワイエット・プレイス』とそっくり。
しかし劇中では怪物よりもむしろ理性や良心を失った外道(人間)の脅威が強調されており、どちらかと言うとジュリアン・ムーア主演の『ブラインドネス』に近い雰囲気でした。

公開当時は目隠しして目的地まで向かう「バードボックスチャレンジ」がアメリカのインスタで流行って社会問題化しました。
ア、アホかアメリカ人…。

 

 

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