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『ブルックリン ナイン-ナイン』感想 こんなやつら絶対好きになっちゃうだろ!

2017年10月18日

■■■■■■■■□□ 8点

【あらすじ】
ニューヨーク、ブルックリン99分署。
そこではお調子者だが頭の回転が早いジェイク刑事を始め、真面目過ぎてしょっちゅう失敗する残念美人のサンティアゴ刑事、筋肉ムキムキだけど小心者のテリー巡査部長ら超個性的な警官たちが、市民の安全を守るために日夜戦っていた!

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Netflixで配信中の警察コメディ『ブルックリン ナインナイン』を紹介します。
いきなりですがこれめっちゃ面白いです。

 

テンポ良し!

1話30分弱で完結する、いわゆる「シットコム」である本作。
『フレンズ』や『フルハウス』の警察版だと思って頂ければ大きく違わないです。警察ドラマながら良い意味でシリアス要素ほぼゼロ。

 

本作の魅力は何と言っても警官たちの超軽快な掛け合い!これが楽し過ぎる!
無駄に凝った言い回し異常にテンポよく繰り出されるギャグの連打で腹筋がガンガン壊されます!

展開が早く、スピーディーに話が進むのもグッド。
1話20分というお手軽さも手伝って止め時を見失ってしまいます。

 

 

脚本良し!

笑いをきっちり取りつつ、毎話の脚本に工夫が凝らされているのも凄い。

メインの事件が一つ起きると必ずその背後でプチエピソードが1-2個進行してて、しかも相互に影響している。話が立体的です。
1話20分しかないのに毎回よく纏めるものだと感心してしまいます。

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そして話の面白さを支えるのが各キャラの魅力。これがもうとことん素晴らしい!

ボケばっかりかますと見せかけて締めるところは締める。
一見バカにし合っているように見えて実は固い友情で結ばれている。
そしてみんな自分の仕事に誇りを持っている。

そんなキャラクター同士の仲良し感が非常に心地よく「働くのが好きで好きでしょうがない」というジェイク達の気持ちがビンビン伝わってきます。
こんな職場で働きたい!!

 

 

吹き替え良し!

映画ファンの間で連綿と続く字幕派vs吹き替え派の不毛な100年戦争。
「良い字幕もあれば悪い字幕もある」「良い吹き替えもあれば悪い吹き替えもある」が真理であって、どちらが優れてる訳でもないのに…。

私自身は吹き替えファンなので同じ映画でもそっちを優先して観ますが、剛力彩芽がミスティークを演じた吹き替え版『X-MEN フューチャー&パスト』をもう一回観るくらいだったら切腹します

その点、本作はまごうことなき「良い吹き替え」です。
むしろ字幕で観ると軽快過ぎるテンポに情報量が追い付けないので、せっかくのスピード感がやや損なわれてしまいます。それでも面白いけどね!

 

とにかく全員キャラと声とぴったり一致しており、しかも全員上手い!

なかでも主人公のジェイク刑事を演じた新垣樽助は凄すぎる!
ジェイク自身が全話喋り倒しなので、新垣樽助の演技力が作品の面白さを支えているのは間違いありません。

あとジーナ役の人も上手すぎ。怪人っぷりが際立ってます。でもちょっと調べただけでは声優が誰か分かりませんでした…知ってるひといたら教えて!

 

と言う訳で警察コメディの快作『ブルックリン ナイン-ナイン』の紹介でした。
2018年6月現在、日本語版を観る手段はNetflixだけです。
Netflixオリジナルタイトルじゃないけど事実上の独占配信状態。Huluとかでもやればいいのに…もったいない(-ε-)

お手軽に観られてしっかり面白い秀作です!

 

↓こちらの記事ではNetflixで観られるコメディ作品をまとめてみました。

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