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『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』第9話 オリヴィアのバイオレンス親心

2018年11月21日

激コワ海外ドラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』第9話の感想をお送りするぜ!

 

最終話まであと1話だし、ここらで本気出して伏線回収しないと間に合わないじゃん?とでも言いたげな怒涛の展開だったぜ第9話!
イカレ母ちゃんことオリヴィアの視点で、ついに「あの日」何があったのか明かされるぞ!

 

 

以下の記事 ネタバレ注意!!

 

 

丘の上の屋敷=ヒルハウスで過ごす一組の夫婦と5人の兄妹。

 

屋敷を修繕した後に売却し差額で利益を上げようと考える夫ヒューと妻オリヴィアだったが、屋敷は嵐によって大損害を受けてしまう。しかもその修繕途中で地下から変死体が発見されるという異常事態に。
当初のプランがガタガタになり苛立つヒュー。

 

だが同じころオリヴィアの身にも異変が起こり始めていた。
オリヴィアの夢に度々現れるポッピーという女性が、ルークとネルは大人になると悲惨な死を遂げると予言するのだ。
ポッピーが言うにはそれはルークとネルにとって「悪夢」であり、二人を守るには「目を覚まさせてあげる」必要がある…とのことだった。
ポッピーの言葉に取り込まれ次第に現実を見失っていくオリヴィア…。

 

ある晩オリヴィアは幼いルークとネルを連れて「赤の部屋」でお茶会ごっこを開く。しかし振舞われたのはお茶ではなく猛毒だった。
間一髪でルークとネルの毒死を防いだヒューは、オリヴィアを恐れ子供たちを連れてヒルハウスから逃げ出す。

 

「ヒューが子供たちを連れて行って死なせてしまう…!!」
妄想に囚われたオリヴィアは絶望し、ポッピーに促されるまま螺旋階段から身を投げ命を落とすのだった…。

 

諸悪の根源とおぼしき存在がついに姿を現した!
ヒルハウスの前の住人である元祖イカレポンチ、ポッピーだ!
芝居がかった喋り方も変なハチマキも、いちいち鼻に付く不愉快なねーちゃんだ!

 

↓その頭のヤツは何なんだよ!!

出展:IMDb

 

どうやら屋敷に関わった人間を次々にそそのかし、亡霊仲間を増やしているもよう。
このポッピーをどうにかしないとこの話は終わらないぞ!?どうなる最終話!!

 

それにしてもオリヴィアが徐々に妄想に囚われていく姿が実に詳細に描かれるのでゾッとしたよ。
「自分の子供を殺しなさい」と言っても聞く訳ないから「子供が成長したらとってもつらい目に遭うの。だから純真無垢な今の姿のままブチ殺してあげた方が子供のためなのよ」と巧みにバイオレンス親心を植え付けるポッピーの狡猾さにも背筋が寒くなるぜ。まるでカルト宗教の勧誘。

 

でもこれでオリヴィアの亡霊がネルを殺したときに発した言葉「目を覚ます時間よ」の意味が分かったぜ。
オリヴィアの目的は自分の子供たちを殺し亡霊として永遠に閉じ込めておくことで、それが「悪夢から目を覚ます」ことだと今も信じて疑ってないワケだ…。
「早く死にましょうね、それがあなたのためなの。そして親の務めなの!」という斬新すぎる育児方針を打ち出していくオリヴィア。果たして最終回までに改心することは出来るのか!? もう既に二人ほど手に掛けちゃってるけど!!

 

しかし一番驚いたのはアビゲイルの存在だね。
何しろこれまでずっと「ルークの想像上の友だち」扱いだったので、てっきり亡霊の一人かと思ってたのになんとただの一般人でした。普通に近所の子供でした~。
でもオリヴィアのポイズン茶で今度こそ亡霊になってしまったよ…。
てっきりアビゲイルがラスボス枠かと思ってたので、まんまとミスリーディングに引っかけられたね。

『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』第10話 怒涛の伏線回収!最高の最終回だった!

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