怒涛のラインナップ！Netflixで観られるおすすめアニメ10選【2019年4月版】

世界市場を視野に日本発のアニメ作品の配信に力を入れていく！という方針を大々的に打ち出しているNetflix。

言うだけあってラインナップはさすがの充実ぶりです。
このPVもカッコいい！

という訳で、今回はNetflixで観られるおすすめアニメシリーズを新旧織り交ぜて紹介します。

※2019年4月3日　記事更新しました

キルラキル

2013年
監督：今石洋之
出演：小清水亜美、柚木涼香

中島かずきによる超元気な脚本が冴えわたる快作です。
一時期Netflixでの配信が止まっていましたが、この度めでたく再配信開始。そうこなくっちゃ！

とにかくバトルシーンの迫力が凄まじい一作で、吹き飛ぶモブやガレキの物量がハンパじゃない。
TRIGGERスタジオの本領発揮です。

劇中で頻繁に登場する巨大な文字フォントや、膨大な量のセリフを熱く回す声優らの演技もインパクト大。
すべての要素がイキイキしており、面白くない時間が一瞬たりともありません。
観れば必ず元気が出る傑作です。

なお放送終了から5年の歳月を経てなぜだか今頃ゲーム化することに。しかもテキトーなスマホゲーじゃなくてアークシステムワークスが手掛けるガチンコの格闘ゲーム。
つくづく「なぜ今頃！？」という疑問が湧きますが、やはりそれくらい根強いファンが大勢いるのでしょう。

SSSS.GRIDMAN

2018年
監督：雨宮哲
出演：広瀬裕也、宮本侑芽

勇者シリーズ的なケレン味あふれるロボットアクションと、特撮モノ特有のスケール感が融合した夢のようなアニメ。
製作スタッフの特撮作品に対する、そして女子高生のふとももに対する熱いこだわりがほとばしります。

幼少時に原作を観たときには「巨大ヒーローが活躍するのが現実の世界じゃない」というミクロな世界観に面白さを感じられませんでしたが、今こうしてリブート作品として見ると実に現代的なテーマだったんだなと気付かされます。

なお当ブログは六花推し。

ヴァイオレットエヴァーガーデン

2018年
監督：石立太一
出演：石川由依、子安武人

まさしく「京都アニメーションの本気」。
とにかく画面の描き込みが半端じゃなく、どのシーンをどこから観ても物凄く美しい。第1話冒頭の紙片が風に舞うシーンで、余りの美麗さに早くも呆然としてしまいました。
その緻密さのままキャラクターの表情や仕草も描かれるので心理描写が非常に豊か。

しかも脚本の完成度が尋常じゃなくあえて一言で言うなら、泣ける。
「オラ泣け！」
「ウッ！」
「オラ泣け！」
「ウッ！」
と毎話毎話いっさい容赦せず涙のカツアゲにくるので涙腺がもげそうになります。

映像の綺麗さとストーリーの美しさが理想的に融合した、京アニにとっても全アニメ史にとっても一つの到達点と言える大傑作です。
なお続編として完全新作の劇場版が公開予定。今度こそ涙腺がもげる気がしますが、待ち遠しいことこの上ありません。

B:The Beginning

2018年
監督：中澤一登
出演：平田広明、梶裕貴

敢えてカテゴライズするなら「超能力バトルものと刑事ドラマが融合したSFサスペンス」。
演出も作画もさすがのProduction I.Gと言うべき素晴らしいクオリティに仕上がっています。

ただ「殺人犯だけを狙った連続殺人事件」云々は物語の本筋といまいち関係が乏しく、全体として見ると若干まとまりが悪いのは残念かも。
とは言え後半の盛り上がりは素晴らしかったです。

バトルシーンも大迫力で、特に第3話のvsイザナミ戦は「跳ね上げられた水滴よりも素早く攻撃を叩き込む」という厨二感あふれる演出が絶妙。この壮絶な戦いが最終話の伏線になっているという展開も熱かったですね。
続編も製作決定済なので、こちらも期待です。

かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~

2019年
監督：畠山守
出演：古賀葵、古川慎

恋愛頭脳戦とは名ばかりの、めんどくせえ二人の日常ラブコメ。これがもう悶絶するほど面白いから困ります。

第3話のエンディングには衝撃を受けました。

鋼鉄城のカバネリ

2016年
監督：荒木哲郎
出演：畠中祐、千本木彩花

和風+スチームパンクという異色の組み合わせが光るゾンビアクション。
長らくAmazonプライムビデオ独占配信でしたが、この度めでたくNetflixで配信開始。やったぜ。

最大の見どころはやっぱりアクションシーンでしょう。
荒木監督が『進撃の巨人』で培ってきた大胆かつスピード感あふれる演出にとことんシビれさせられます。
特に第6話はストーリーの盛り上がりも合わさって非常に感動的。「生きる事は戦うことだ」という明快なメッセージがまっすぐ突き刺さってくる神回です。必見。

大御所・美樹本晴彦が手掛ける味のあるキャラデザインも素敵。
古っぽいのに古くない…エバーグリーンってこういう事を言うのね。
supercellによるオープニングテーマも最高にカッコいい！

↑でもそんなカラダの12歳が居てたまるか！！

賭ケグルイ

2017年
監督：林祐一郎
出演：早見沙織、田中美海

実写化版も好評な話題作です。
内容はまあ、ありがちと言えばありがちな心理戦・頭脳戦メインのギャンブルものなのですが…特筆すべきは超ビビッドなその顔芸。

勝利が確定したときに勝ち誇る顔！
敗者をあざける浅ましい顔！
賭けのスリルで悦びむせぶ顔！

いわゆる美少女キャラのお顔が醜く歪むビジュアルは1回観たら忘れられない絶大なインパクトで、見てはいけないものを見てしまった感が半端じゃありません。
特に主役の夢子が「さあ賭ケグルイましょう！」の決め台詞とともに毎回披露するイキ顔は凄すぎる。

この狂気を1分30秒で説明し切っているオープニングも素敵です。

デビルマンクライベイビー

2018年
監督：湯浅政明
出演：内山昂輝、村瀬歩、潘めぐみ

永井豪の『デビルマン』という偉大過ぎて神格化されている作品を、あえて現代的な解釈で再構築したというチャレンジングな一作です。

監督・湯浅政明の抽象的なイメージがストーリーと完璧な融合を果たしており、原作からかけ離れたビジュアルなのに作品のテーマ的には超がつくほど忠実という尖った仕上がりになっています。

なのでヒロインが辿る「あの顛末」も完全再現。
第9話はエンドロールも含めて圧倒的な衝撃なので是非ご覧下さい。

コードギアス　反逆のルルーシュ

2006年
監督：谷口悟朗
出演：福山潤、櫻井孝宏、小清水亜美

メカ！美少女！頭脳戦！
オタクが大好きな要素を全部極端に高いクオリティでつぎ込んだ奇跡の快作。
そして2018年、10年の時を経て復活。と言うか10年以上前の作品だという事実に震える。10年以上前の作品なのに人気がまったく衰えてない事実にも更に震える。

悪役ルルーシュが主人公という、いわゆるピカレスクの体を成している本作。しかしその主人公に対立する人物達もまたどこか人間としてイビツで、結果「何が正義で何が悪なのか」を一概に断じないスタイルが全編に渡って貫かれています。
この姿勢が作品の世界観を非常に奥深くしており、見応えは抜群です。

なお当ブログはカレン推し。

カウボーイビバップ

1998年
監督：渡辺信一郎
出演：山寺宏一、林原めぐみ

宇宙の賞金稼ぎの活躍を描いたSFアクションアニメ。

20年前の作品だが古さを感じさせないどころか一周回って新しくさえあります。
その圧倒的なクールさは今なお多くのファンを魅了し続けており、キアヌ・リーヴスは実写化企画を全然諦めていないし、それとは別にハリウッドでは実写テレビシリーズの製作に着手したという噂もあるし、未だに引っ張りだこ。
最近ではスーパーロボット大戦に参戦し熱い注目を集めました。え、でもロボッ…ト？

とにかく観てない人はとにかく観ろ！観ておののけ！としか申し上げようがない、言わば90年代の奇跡です。
なお悪役ビシャスのCVはネタキャラ化する前の若本規夫なので、笑いの要素を一切排した（今となっては貴重な）激シブ演技が堪能できます。

まだまだあるぞおすすめ映画！

当ブログではアニメ以外のジャンルでもNetflixで観られるおすすめ作品を紹介中です。
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