当ブログでは管理人が独断と偏見で選出した様々な映画ランキングを紹介中です。
今回のテーマは個人的なオールウェイズベスト映画TOP20です。
NetflixもAmazonも関係ねぇ! 好きな映画をただ語っていくぜ!
目次
- 1位 七人の侍 (1954年・日本)
- 2位 パシフィック・リム (2013年・アメリカ)
- 3位 スパイダーマン2 (2004年・アメリカ)
- 4位 カサブランカ (1942年・アメリカ)
- 5位 ゼロ・グラビティ (2013年・アメリカ)
- 6位 ワイルドバンチ (1969年・アメリカ)
- 7位 ダークナイト・ライジング (2012年・アメリカ)
- 8位 L.A.コンフィデンシャル (1998年・アメリカ)
- 9位 マッドマックス怒りのデスロード (2015年・アメリカ)
- 10位 キック・アス (2010年・アメリカ)
- 11位 続・夕陽のガンマン (1966年・イタリア)
- 12位 ガタカ (1997年・アメリカ)
- 13位 イングロリアス・バスターズ (2009年・アメリカ)
- 14位 ニューシネマ・パラダイス (1988年・イタリア)
- 15位 トイ・ストーリー3 (2010年・アメリカ)
- 16位 許されざる者 (1992年・アメリカ)
- 17位 パンズ・ラビリンス (2007年・スペイン)
- 18位 ビッグ・フィッシュ (2003年・アメリカ)
- 19位 俺たちニュースキャスター (2004年・アメリカ)
- 20位 ギャラクシー・クエスト (1999年・アメリカ)
1位 七人の侍 (1954年・日本)
戦国時代。野武士に脅かされる村を救うべく、七人の侍が集う!
アクション、恋愛、笑い、そして男の絆――映画が観客に与え得るすべての「面白い要素」を上映時間の3時間半に極限まで盛り込んだ究極のエンターテイメントです。
不動のベスト1。
2位 パシフィック・リム (2013年・アメリカ)
巨大怪獣vs巨大ロボットという少年の夢を真正面から描き切ったSFアクション大作。
少年の心を持ったすべての大人のために作られた、映画ファンの願いの結晶。すべてのシーンで「こんな映画が観たかった!」と感動させてくれる奇跡の傑作です。
3位 スパイダーマン2 (2004年・アメリカ)
超能力に目覚めた平凡な青年ピーターを描くヒーロー映画の第2弾です。
ヒーロー映画はなぜ面白いのか――それはきっと、スーパーパワーを持つヒーローも結局一人の人間であるという事実に自分を投影できるからではないでしょうか。
そういう意味では徹底的に「主人公の等身大さ」にこだわった本作こそは最も純粋なヒーロー映画と言えるでしょう。
愛する人を守る為に戦う人は誰でもヒーローなのさ、というメッセージが真っ直ぐ胸を打ちます。
クライマックスは、ピーターの成長がそのままスパイダーマンの技のキレに反映されており泣ける。泣きながらスカッとできる最高の名シーン!
4位 カサブランカ (1942年・アメリカ)
第二次世界大戦下、ドイツ占領下のフランスを舞台に展開する男と女のドラマです。
モノクロ映画ながらイングリッド・バーグマンの時代を超えた絶世の美女っぷりが大変印象的。
「君の瞳に…乾杯。」に代表されるキメッキメの名台詞の数々もインパクト大です。
第二次世界大戦真っ最中に撮られた映画でありプロパガンダと揶揄されることもありますが、映画自体はどこまでも美しく、普遍的な人間の誇りや友情を感じさせる名作です。
本作のテーマ曲“As time goes by”はスタンダードジャズの中でも特に好きな曲で学生時代はよくセッションしたものです。そういう意味でも非常に思い入れの深い映画ですたい。
5位 ゼロ・グラビティ (2013年・アメリカ)
事故で宇宙空間に放り出された宇宙飛行士を描いたスリラー。
登場人物が(ほぼ)2人しか出てこないシンプルなストーリーに渾身の映像的説得力が加わり、生きることは戦うことであるというメッセージが観客にまっすぐ突き刺さります。
冒頭の超絶長回しだけでとんでもないインパクトですが、ジョージ・クルーニーが窓コンコンするシーンの感動はさらに生涯忘れ得ぬレベルです。
ただし大画面で観ないと途端に無味乾燥な映画になってしまうのは玉にキズ…。我が家はある意味この映画のためにホームシアターを導入しました。
6位 ワイルドバンチ (1969年・アメリカ)
20世紀初頭。時代に取り残されていく強盗団を描いた「最後の西部劇」です。
クライマックスで展開する超絶暴力描写が圧巻。これぞ滅びの美学です。
絆があれば男同士の会話など「Let's go.」「Why not?」のふたことで十分なのがはっきり分かんだね。
7位 ダークナイト・ライジング (2012年・アメリカ)
『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』に続くノーラン監督のバットマン三部作の完結編です。
ノーランと言えば『ダークナイト』がとにかく絶賛される傾向にありますが、ジョーカーに問題提起を任せて解釈を観客に放り投げた同作よりも、恐れずに明快な幕引きを描き切った『ライジング』の方が断然好きです。
ジョセフ・ゴードン・レヴィットを「あの場所」が迎え入れるシーンは、バットマンの戦いが終わったことを示唆する100点満点のラスト。
観ると毎回涙が止まらない。
8位 L.A.コンフィデンシャル (1998年・アメリカ)
夜の街の犯罪映画…いわゆるフィルム・ノワールの最高傑作です。とある殺人事件をめぐって3人の刑事の思惑が交錯します。
私は映画のモチーフとしての「男同士の絆」が大好きなので、男臭い映画はそれだけで高評価。
しかし本作に出てくる男どもの魅力的なことと言ったらもう他作の追随を許さない宇宙最強レベルなので、いきおい映画自体も大ッ好きです。
9位 マッドマックス怒りのデスロード (2015年・アメリカ)
文明崩壊後の世界を舞台に、女たちは自由を求め砂漠を突き進む。
カルト的な人気を誇る往年のオーストラリア産アクション映画の(事実上の)リブート作です。
全編に通底する生きることは戦うことというメッセージが熱い。熱すぎる。
衣装や車両のデザインも凝り過ぎて尊く、観ると必ず元気が出る灼熱の一作です。
V8!V8!
10位 キック・アス (2010年・アメリカ)
「大いなる力には大いなる責任が伴う。…でも、じゃあ逆は? 力の無い者には何の責任も無いのか?」
という、上で紹介した『スパイダーマン2』とは真逆のアプローチで等身大のヒーロー像を描いた大傑作です。
主人公が運命的に出会うことになる本物の超人「ヒットガール」が至高。かわいバイオレンス!
11位 続・夕陽のガンマン (1966年・イタリア)
隠された財宝をめぐり「良いヤツ」「悪いヤツ」「卑劣なヤツ」の3人が入り乱れて戦う、西部劇というジャンルを代表する超傑作です。
何と言っても若きクリント・イーストウッドの汚れたクールさが至高。「良いヤツ」と形容するには余りにも抜け目無いキャラクター造詣が光ります。
クライマックスの決闘シーンも一度見たら忘れられないインパクト。
名匠エンニオ・モリコーネによるテーマ曲も有名ですね。大好きです。
12位 ガタカ (1997年・アメリカ)
優れた遺伝的素質を持つ人間のみが活躍するようになった近未来の社会。遺伝子操作を受けておらず素の能力しかないヴィンセントは、自らの可能性を信じ宇宙飛行士を目指す!
ド直球の人間賛歌SFです。
人間の一生は生まれもっての能力に決定されるものなのか?
人生は与えられた条件に対するリアクションの羅列に過ぎないのか?
そんなはずはない、人間の意志は運命だって変えられる。いや、切り開ける!
そんなメッセージが力強く込められており、観るとやる気が湧いてくる傑作です。
13位 イングロリアス・バスターズ (2009年・アメリカ)
第二次世界大戦下のドイツを舞台に、ナチス狩り専門の荒くれ集団「バスターズ」の戦いを描いた戦争映画です。
タランティーノ監督の映画は通好み過ぎて私にとっては意味不明なことが多い(例:『キル・ビル』)ですが、本作は別。ブラット・ピットを始めとする魅力的過ぎるキャラクター達に、緊迫感漲る会話劇…文句無しに面白い!
戦争映画でありながら史実と違い過ぎる場所に着地する大胆さも素敵です。
ラストシーンが示唆するように、これぞタランティーノの最高傑作でしょう。
14位 ニューシネマ・パラダイス (1988年・イタリア)
小さな村の小さな映画館を舞台に、少年と老映写技師の絆を描くドラマです。
過ぎ去った時代と過ぎ去った青春がリンクするラストシーンは号泣必至。何かを捨てることで前に進むのが人生であると気付かされます。
名匠エンニオ・モリコーネによるテーマ曲も素晴らしい。
なお色々バージョンがありますが124分版が至高だと思います。
15位 トイ・ストーリー3 (2010年・アメリカ)
おもちゃたちの活躍を描くピクサースタジオの看板シリーズ。その完結編です(4は無かったことにしたい今日この頃)。
「子供が大人になれば、いずれおもちゃは捨てられる」という意識が通底していた『トイ・ストーリー』シリーズ。
第2作までは「でも今日はまだその日じゃない」という結論だったのに対し、3作目にあたる本作は真正面からそのテーマを描き切っています。
結果、男の別れを描いた映画として究極の作品になりました。
良い物語かどうかはラストで決まると言うなら『トイ・ストーリー』こそ最高の物語です。
16位 許されざる者 (1992年・アメリカ)
かつてその名を馳せた伝説的なアウトローも、今はしがない老農夫。しかし生活のため、かつての盟友と共に再び悪党退治に挑む…。
上で紹介した『続・夕陽のガンマン』などで繰り返しアウトローのガンマンを演じてきたクリント・イーストウッドが、そんな自身のキャリアにけじめをつけた作品。
男の最後の戦いが描かれる激シブの一作です。
17位 パンズ・ラビリンス (2007年・スペイン)
内戦下のスペインを舞台に、少女は現実の世界と妖精の世界を行き来する。
ギレルモ・デル・トロの独創的な美術センスが全編にわたり炸裂するダークファンタジーの超傑作です。
とにかくビジュアルの作り込みが半端じゃなく、おぞましくも美しい世界観が存分に堪能できます。
特に「手のひらに目があるのっぺらぼう」ペイルマンはインパクト絶大!出番が短すぎるので、ペイルマン主役でもう一本作ってください!
観た人によって2通りに解釈が分かれるラストシーンも印象的です。
18位 ビッグ・フィッシュ (2003年・アメリカ)
荒唐無稽なホラ話が得意な父親と、そんな彼のウソばっかりで掴みどころのない性格に業を煮やす息子。ふたりの確執は何年にも及んでいたが、老いた父親が病床に伏したことをきっかけにその関係が動き出す。
ティム・バートンがそれまでの作風から打って変わって光溢れるビジュアルで紡いだ一作です。
空想はしょせん空想でしかないけれど、現実に空想が合わさればそれは人生になる…そんな願いが込められたラストは号泣必至。
19位 俺たちニュースキャスター (2004年・アメリカ)
人気ニュースキャスターであるロン・バーガンディーの活躍を描いたハチャメチャコメディー。
抱腹絶倒という言葉はこの映画のためにある、と言っても過言では無いほど全編にわたって爆笑できる究極のコメディー映画です。
主演のウィル・フェレルを始めスティーブ・カレルやポール・ラッドなど今から考えると物凄いキャスト・スタッフが集まっており、そういう意味でも奇跡の一作と呼べるでしょう。
20位 ギャラクシー・クエスト (1999年・アメリカ)
かつてSFドラマに出演していた売れない俳優たちが本物の宇宙戦争に巻き込まれる!
『スタートレック』オマージュのSFコメディーです。
オタクだって本気になれば世界を救うことが出来る!そんな気にさせてくれる元気の出る一本。
「この設定を考えた脚本家は死ねー!」は至言です。
オタクの安直な自己肯定wwwと揶揄されることもありますが、自己肯定の何が悪いんじゃい!
ネバーギブアップ!ネバーサレンダー!!