すこしふしぎ！Netflixで観られるSF映画の傑作5選！【2018年6月版】

こんにちは、motimaです。

「映画をおうちでいっぱい観たい！」という層にとって神サービス以外の何物でもないNetflix。
新旧の映画にとどまらずアニメや海外ドラマ、オリジナル作品をも豊富に揃っており飽きさせません。

と言う訳で当ブログでは「Netflix配信作品の中で、結局どれが面白いのか知りたい！」という方のために、ジャンル別に厳選したおすすめ作品を紹介しています。

今回のテーマはSF映画。

空想の科学に人間の本質を見出すジャンル、SF。
ここではNetflixで観られるすこし(S)・ふしぎ(F)な映画を紹介します。

※2018年6月21日　記事更新しました。

インターステラー

2014年　アメリカ
監督：クリストファー・ノーラン
出演：マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャスティン

人類を救うため、幼い娘を地球に置いて宇宙へ旅立つ男。しかしその旅路の果てには驚愕の結末が待っていた…。

当代最強のヒットメイカー、クリス・ノーランによるこれぞSFと喝采したくなる傑作です。

宇宙の果てに行ったら〇〇が待っていた…というオチはジョディ・フォスター主演『コンタクト』など往年の傑作SFと似ており決して斬新という訳ではありませんが、特筆すべきはその映像！
ノーランらしい独創性あふれるヴィジョンが、人類の存亡をかけた旅の意外な結末を鮮やかに示してくれます。

トゥモローワールド

2006年　イギリス・アメリカ
監督：アルフォンソ・キュアロン
出演：クライブ・オーウェン、ジュリアン・ムーア

人類が妊娠・出産できなくなり、文明が終末を迎えようとしている近未来。
奇跡的に妊娠した少女をめぐり、男は戦いに赴く。

人類の暗澹たる未来を描いた、いわゆるディストピア映画の最高傑作です。

とにかく長回しのカットが多く全編を異様な緊張感が貫きます。
特にクライマックスの市街戦は伝説級の迫力！その後に突如訪れる静寂との対比も見事で、本作を唯一無二の名作たらしめる最高の名シーンです。

12モンキーズ

1995年　アメリカ
監督：テリー・ギリアム
出演：ブルース・ウィリス、ブラッド・ピット

強力なウイルスの蔓延で人類の大半が死滅した近未来。
ウイルス発祥のカギを握る謎の組織「12モンキーズ」を探るため、男は過去へタイムスリップする。

鬼才テリー・ギリアムが凝りに凝った脚本で魅せるタイムパラドックス系のSF映画です。

もう四半世紀前の映画（ブラピが若い！）ですが、まったく古さを感じさせない完成度。
張り巡らされた伏線が回収されすべてが繋がるラストは驚愕の一言です。

プリディスティネーション

2014年　オーストラリア
監督：スピエリッグ兄弟
出演：イーサン・ホーク、サラ・スヌーク

連続爆弾魔を追うために未来からやって来た時空警察のエージェント。彼は犯人逮捕に繋がる人物への接触を図るが・・・。

あらすじだけ読むとB級SFアクション映画を想像しますが、実際は上で紹介した『12モンキーズ』と同じくタイムパラドックス系SFです。

数々の伏線が「ある予感」に向かって一本に繋がっていくラストは圧巻！

ミスターノーバディ

2009年　フランス・カナダ・ベルギー・ドイツ
監督：ジャン・ヴァン・ドルマル
出演：ジャレッド・レト、ダイアン・クルーガー

医療技術の発達により人類が寿命で死ぬことが無くなった近未来。
医療を拒否し死を迎えようとしている老人は自らの人生を語り始める。しかしその内容は驚くべきものであった。

選択の積み重ねで人生は成り立つという真理を、美しくも不思議な映像で綴った情緒あふれる一作です。
主演は近年『スーサイド・スクワッド』や『ブレードランナー2049』などで活躍目覚ましいアカデミー賞俳優ジャレッド・レト。やっぱり凄い存在感です。

映像が凝り過ぎてて「どうだい俺の作った映画。オシャレだろう？」というドヤァ感が鼻につく面もありますが、映画好きなら一度は見ておくべき傑作です。

まだまだあるぞSF映画！

ほかにもNetflixオリジナル映画『アナイアレイション』なんか素晴らしかったです。

なお『パシフィック・リム』をはじめ、SFはSFでも実質的にはアクション映画！という傾向のやつらは↓こちらの別記事にまとめました。ロケットパーンチ！