映画ファン必携のサービスであるNetflix。
おうちに居ながら膨大な数の映画やドラマを観ることが出来て超便利ですよね!
一方で作品数が多すぎてどれから見始めたらいいのか分かりにくいのは困りもの。
という訳で当ブログではNetflix配信作品の中で「どれが面白いのか知りたい!」という方のために、ジャンル別に厳選したおすすめ作品を紹介中です。
今回はNetflixオリジナル作品のおすすめ作品の紹介ページです。そう、アマゾンでもHuluでもなくネトフリじゃないと観られない限定作ってヤツです。
映画もアニメもテレビドラマも!
アクションもホラーも感動作も!
ぜ~んぶひっくるめて面白かったやつ順にランキング形式で紹介します!
※ 2022年2月 記事更新しました
目次
- 1位 マリッジ・ストーリー
- 2位 全裸監督
- 3位 アーケイン
- 4位 ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野
- 5位 ストレンジャーシングス
- 6位 パワー・オブ・ザ・ドッグ
- 7位 デビルマン/cry baby
- 8位 クイーンズ・ギャンビット
- 9位 ミッチェル家とマシンの反乱
- 10位 ラブ、デス+ロボット
- 11位 アーミー・オブ・ザ・デッド
- 12位 ブラック・ミラー
- 13位 マインドハンター
- 14位 アナイアレイション -全滅領域-
- 15位 ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス
- 16位 デアデビル
- 17位 ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから
- 18位 呪怨:呪いの家
- 19位 オクトパスの神秘:海の賢者は語る
- 20位 ドント・ルック・アップ
1位 マリッジ・ストーリー
円満な話し合いで離婚する。
とある夫婦の、たったそれだけの話なのに――うっかり鬼弁護士を調停に立ててしまったからさあ大変。互いの人生を破壊し尽くすまで終わらない、地獄の泥沼裁判が開幕だ!
カイロ=レンとブラックウィドウという濃ゆい顔触れで綴られる、壮絶な夫婦破局劇です。
そんな気まずさMEGA MAXなストーリーなのに、全編に渡って保たれる温かい雰囲気が非常に巧み。ギリギリのところでコメディ映画として成立している奇跡のバランス感覚です。
離婚映画だけど結婚に対してむしろ肯定的に結ぶラストは涙腺決壊必至。
非の打ちどころの無い珠玉の家族ドラマです。個人的にネトフリ映画最高傑作。
2位 全裸監督
実在のアダルトビデオ監督・村西とおると、そのミューズとなったセクシー女優・黒木香らの、波乱万丈過ぎる半生を描いたドラマシリーズ。
落ちこぼれセールスマン→エロ本業者→億万長者→逮捕→起業→また逮捕→海外で収監…と破天荒な人生を送る村西。実話ベースととても信じられないブッ飛んだストーリーが楽しめます。
その一方で、1980年代の歌舞伎町を再現するべく町一つセットとして作ってしまったという製作態勢もブッ飛んでる。すげぇ。
山田孝之、満島真之介、玉山鉄二らの男の絆も熱い。
一方で石橋凌、リリーフランキー、國村隼ら顔面力ありすぎの悪役陣も凄い。
さらに小雪が演じるサイコパス丸出しのお母ちゃんもコワい。
とにかくドラマ全体から伝わってくる熱量があらゆる面でケタ違い。
全ての要素がガッチリ決まった究極のエロエンターテイメントです。
ネトフリ見てると日本産コンテンツの貧弱さにガッカリ来ることが多いですが、『全裸監督』観るとまだまだイケるじゃんニッポン!という気持ちが湧いて勇気が出ます。
3位 アーケイン
富裕層が住み、栄華を誇る魔法都市ピルトーヴァー。
貧民層が住み、薬物と犯罪が横行する地下都市ゾウン。
敵対する二つの町のはざまで、ヴァイとジンクスの姉妹はその運命を翻弄されやがて宿命の対決に至っていくのだった。
世界で最もプレイされているゲームこと『リーグ・オブ・レジェンド』を原作にしたアニメシリーズです。
ヴァイとジンクスの姉妹を中心に多彩な人物らによる群像劇が展開。長い歴史を持つゲームだからこその奥深い世界観が見応え抜群です。
なにより凄いのは映像表現のレベルの高さ。
「イラストをイラストのまま動かす」というコンセプトに徹底的にこだわり抜いたビジュアルは驚愕の一言です。絵画的なのに同時に生き生きと躍動するキャラ達は一回見たら忘れられません。
イマジンドラゴンズやスティングなど超豪華なメンツとタイアップした楽曲も必聴です。
4位 ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野
西部開拓時代、アメリカ。
伝説的な賞金首でありギャング団のボスでもあるルーファス・バックが出所する。
「ギャング狩りギャング」であるナット・ラブは、ルーファスと宿命の決着をつけるため仲間を集め対決に臨む…!
ジョナサン・メジャース、イドリス・エルバ、ザジー・ビーツら今をときめく最強黒人俳優が揃い踏みのブラック西部劇。
西部劇の既成概念を覆す、スピード感あふれる演出が超爽快!
音楽もブラックミュージック全開でキレッキレ。とにかく全編に渡ってノリが良く、一言で言えばスカッとします。個人的には2021年のネトフリオリジナル作品の中ではベスト。
5位 ストレンジャーシングス
平和な田舎町で、とある少年が奇怪な状況で姿を消した。
失踪した少年の家族や友人らはそれぞれ捜査を開始するが、やがて彼らの前に不思議な力を使う鼻血少女が現れる…!
名実ともにネトフリの顔と言える超人気SFホラーです。
本国アメリカでは人気が高じて社会現象化しました。
SFホラーではあるけれど描写はマイルドなので、老若男女問わず誰でも楽しめるように出来ている間口の広さがとにかくステキです。1970~1980年代の傑作SF映画へのオマージュが散りばめられており元ネタ探しも楽しい!
シーズンを重ねるごとに子役俳優たちも実際に成長していく…という親御さん的な見守り目線でも楽しめる味わい深い一作。
6位 パワー・オブ・ザ・ドッグ
まだ西部開拓時代の気風を残す1920年代のアメリカ。
威圧的だがカリスマ性に満ちた牧場主は、弟の新妻とその連れ子に対し冷酷な敵意を剥きだしにしていく。
カンババがタチの悪い小舅っぷりを発揮する嫁いびり西部劇です。
強さと弱さ。憧れと軽蔑。男らしさと女々しさ。最初からそこにあったものが見方を変えることで真逆の意味を持つという、人間関係の複雑なパワーバランスが繊細な映像美で綴られます。考察がはかどる重量級の文芸作品。
2022年1月現在ですでにゴールデングローブ賞作品賞を受賞しており、ほぼ確実にアカデミー賞も荒らしに行くであろう注目作です。
7位 デビルマン/cry baby
あまりの傑作ぶりに神格化されてしまっている、1972年の永井豪原作版『デビルマン』。
その「御神体」を敢えて現代的な解釈で再構築してしまったという超チャレンジングな一作です。原作再現を目指しているのでヒロインが辿るあの顛末も逃げずに真正面から描き切っています。
湯浅正明ならではの抽象的な画面作りで綴られる、壮大な人類滅亡史…。
人と人外のはざまで主人公・不動明が直面する「人間性」というテーマは、世代を超えて観る者の胸を打ちます。
8位 クイーンズ・ギャンビット
貧乏&孤児という人生ハードモードでスタートしてしまった少女ベスは、チェスへの情熱を武器に人生を切り開いていく。
2020年にリリースされるや世界中でチェスブームを巻き起こした超ヒット作です。
主演のアニャ・テイラー=ジョイの"異貌"とも呼べる独特の顔立ちがベスの孤高さを饒舌に語っており、もうなんと言うか今世紀最強の良キャスティング。ベスが自信を得ていくにつれ、衣装や画面の雰囲気がどんどんオシャレになっていく演出もクール!
9位 ミッチェル家とマシンの反乱
家族でドライブ旅行中にAIの反乱に巻き込まれたミッチェル家。
変わり者ぞろいの一家は、力を合わせて人類を救うことができるのか!?
凝りに凝った映像が見応え抜群のCGアニメです。
不器用な父と、自立を目前にした娘の家族ドラマが泣かせます。その一方で『恋のマイヤヒ』やファービーの「モルスァ」など、フラッシュ世代を直撃する懐古ネタが満載。なつかしさのあまり爆笑してしまいました。
テキトーなファミリー向けコンテンツかと思いきやアニメ史上稀に見る大傑作。これはもっと評価されていいやつです。
10位 ラブ、デス+ロボット
愛と死とロボットをテーマに、気鋭の監督らが挑む全19篇のアニメ短編集。ホラーありコメディありの多彩な作風が楽しめます。
配信限定作ならではの過激な描写が特徴で、人体切断シーンやおまたの局部など従来のアニメが避けてきた領域に敢えて踏み込む意気込みがまことにあっぱれ。
なお個人的なお気に入りは『わし座流星群の彼方』。
シーズン2も製作されましたが…残念ながら明らかにパワーダウン。シーズン1の熱量は越えられませんでした(逆に言えばシーズン1は神がかった面白さ)。
11位 アーミー・オブ・ザ・デッド
ゾンビ大発生で死の町と化したラスベガス。
ホテルのカジノに置き去りになった超大金を狙い、命知らずの傭兵集団がこの町に踏み込む!
全力疾走系ゾンビの開祖ことザック・スナイダーが、満を持して放ったゾンビアクション大作。
ゾンビ映画が本来持つ「現代社会への批判」や「結局一番怖いのは人間」的なこざかしいテーマ性を一切排し、スピード感あふれるホラー活劇をひたすら追求した快作です。
虎ゾンビや王ゾンビ&姫ゾンビなど他の映画じゃ中々見られない珍クリーチャーが大勢登場するのもグッド。お気に入りの一本です。
12位 ブラック・ミラー
現代より少しだけ科学が発達した近未来を舞台に、テクノロジーが人間の醜い本性を暴いていくブラックユーモア短編集です。
一話完結型のオムニバスドラマで、毎回キャストも設定もストーリーも総入れ替えという珍しい形式。いわばIT版『世にも奇妙な物語』。
したがって第何話から観てもOKな所が嬉しいですね。
第2シーズン最終話の『ホワイトクリスマス』と第4シーズン第1話『宇宙船カリスター号』はイチ推し。
シニカルな現代風刺が冴えわたります。
13位 マインドハンター
連続殺人モノをやらせたら三国無双のデヴィッド・フィンチャーがNetflixで放った直球のサイコスリラー。
1970年代のアメリカを舞台に、若きFBI捜査官が犯罪心理学の確立を目指し奮闘するお話。しかし闇を覗き込むとき闇もまたこちらを覗き込んでいるもの……捜査官の精神は徐々に危険な領域へと追い込まれていきます。
「狂気を知らずに狂気に勝てるのか?」は珠玉の名セリフ。
14位 アナイアレイション -全滅領域-
長編デビュー作『エクスマキナ』で一世を風靡した俊才アレックス・ガーランドが、ナタポーちゃんを主演に迎えて撮り上げた一作。
隕石の落下とともに地球に出現した謎の空間「シマー」を舞台に、調査メンバーが遭遇する恐怖を描いたホラーSFです。
敢えてジャンル分けするなら侵略系SFってことになりますが実際は『エクスマキナ』同様、哲学系スリラー。
自分を構成する要素が一つずつ消えていく独特の怖さが味わえます。
15位 ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス
幼い頃を丘の上の屋敷で過ごした6人兄弟たち。
大人になった彼ら、自らの幼少期に隠された恐怖と向かい合うことになる…!
直球の幽霊屋敷ホラーです。
正々堂々と幽霊を描ききり、そして成功している快作。
直球ながらもディテールに凝りまくった作りは非凡で、特に第6話の超絶長回しシーンはホラー映画史上類を見ない斬新な演出。
本編のストーリーとは無関係に、画面のあちこちに怪奇現象が散りばめられている仕掛けも憎い。
「ヒェッ…今なんか見えちゃった…」
的な疑似心霊体験が楽しめます。
16位 デアデビル
昼は盲目の弁護士マット・マードック。夜は悪を狩る赤い悪魔デアデビル。
マーベルの人気ヒーローを描いた完全新作ドラマです(過去の映画化作とはまったく別物)。
主人公マットは「目が見えない代わりに聴覚や嗅覚が極端に発達している」という特殊能力を活かして犯罪と戦うヒーロー。
しかしそれが正義の行いなのかただの暴力衝動なのか本人にも判別がつかないという病的な一面を持ち合わせます。
一方で悪役であるフィスクも凶暴なだけでなく深い悲哀や愛情を抱えており、ただの悪党とは断じきれない複雑な人間性を持っています。しかも演じるのは名優ヴィンセント・オドネル。
正義と悪。法と暴力。
相反する二つの要素が絡み合いながらスリリングに展開する物語に強く引き付けられます。
2019年にいったんシリーズ終了となった本作ですが、近年「ある映画」の影響でにわかに再評価が高まりました。これからの活躍が期待されます…割とマジで。
17位 ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから
恋愛相談したら相談相手も同じ相手が好きでした。
…という思春期あるあるに、LGBTや移民問題などの今日的なエッセンスを加えた秀作ラブコメ。
見やすさとは裏腹に、そこには苦しみ傷つきならがらも他者との関わりを渇望する人間の真理が描かれています。
まったく期待しないで観たら名作だったのでとても印象に残りました。
18位 呪怨:呪いの家
1990年代の日本を舞台に、"住むと呪われる家"にまつわる壮絶な恐怖を描く一作です。
ドラマシリーズですが1話30分・全6話なのでちょっと長い映画一本分くらいのボリューム。サクッと観られるのがグッドですね。
タイトルは『呪怨』ですが今回は人気おばけキャラの伽椰子は登場せず。代わりに描かれるのは、とにかく厭なことだけが延々続く…という漠然とした恐怖です。「呪い」の斬新な再定義が光る一作。
なおグロ描写の激しさはとんでもないレベルなので、鑑賞に当たっては覚悟を決めましょう(;^ω^)
19位 オクトパスの神秘:海の賢者は語る
南アフリカの海に生息するタコに心奪われる映像作家。
作家はタコの一生の神秘と、その「生」から学べる様々な知恵を記録していく。
アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した、前代未聞のタコ映画です。
余りにも美しい海と、気高くまっすぐな人生ならぬタコ生に胸打たれる感動作。タコに涙をカツアゲされる日が来るなんて思いもよりませんでしたよ!
20位 ドント・ルック・アップ
巨大彗星が地球に接近。このままでは数か月後に地球に衝突し、人類はおろか地上のすべての生命が絶滅してしまう。
いち早くこの事実に気づいた科学者チームは世間に警鐘を鳴らすが誰にも相手にされず、逆に嘲笑のマトとなってしまうのだった…!
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