映画

『エイリアン コヴェナント』感想 なんか身も蓋も無い感じ

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■■■■■■■■□□□ 7点

【あらすじ】
人類が移住できる惑星を探すため、宇宙船コヴェナントが地球を出発し早数年。
偶然不振な信号を受信したコヴェナント号乗組員たちは、調査のためとある惑星に降り立つ。しかし地球にそっくりな環境のその惑星には危険な秘密が隠されていた…!


観よう観ようと思って後回しにしていた『エイリアン コヴェナント』をようやく観ました。Amazonレンタルで安かったので。
世間的に微妙な評価にさらされていることは知っていたのですが…いざ自分で観てみるとうん、確かに微妙だわ


ただ前作『プロメテウス』を観たときに「こんな投げっぱなしのラストがあるかい!」と憤慨してしまったクチなので、ノオミ・ラパスがあの後どうなったのかを明確に、そしてかなり意外な形で明示してくれた点には素直に留飲が下がりました。

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本題に入る前に、まずダニー・マクブライド萌えと叫びたい!
彼の出てくる映画をそう沢山観たことある訳ではありませんが、とりあえず思い出せる限りでは

『スモーキング・ハイ』     →人間のクズ役
『ディス・イズ・ジ・エンド』  →人間のクズ役
『ピザボーイ 史上最凶のご注文』→人間のクズ役

全部人間のクズ役なんですよこの人!
顔も声もガラ悪いし、言わば人間のクズを演じるためだけに生まれてきたような御仁。
だから本作『エイリアン コヴェナント』でも当然人間のクズとして振舞うことは分かり切っていた訳です。自分だけ助かろうとして生き汚く行動し、最終的には墓穴を掘って酷い死に様を晒す…みたいな!うひょー楽しみ!

ディス・イズ・ジ・エンド(字幕版)
それなのに…実際観てみたらめちゃめちゃ良いヤツじゃないですか!
しかもただ善人なだけじゃなく勇敢で戦闘力も高い。大事な人が死んでも悲しむのは後回しにして敢然と目の前の脅威に立ち向かう姿は実に男気溢れます。代理船長役のビリー・クラダップが何か問題が起きるたびに「あばばばば」と冷静さを失う姿と対照的でした。
ごめんダニー・マクブライド。君のこと誤解してたよ!




あんぽんたん過ぎる登場人物

しかしダニーがどれだけ頑張ろうとも、あとの乗組員がダメダメ過ぎて話になりません。
リーダーシップゼロの代理船長はもとより、全員が未知の惑星にいきなり生身で突撃するという蛮勇の持ち主。案の定、例の感染症によって全員酷い目に遭います。
同じ地球上でも未開のジャングルとかでは伝染病に細心の注意を払うってのに、君たちズボラ過ぎるだろ!
って言うかプロメテウス号とほぼ同じ失敗じゃん!この世界の人類はみんな大体このくらいの知能レベルってことかい!

プロメテウス (字幕版)
「キャーエイリアンだコワーい!!」と銃を乱射しまくった結果、宇宙船の燃料に引火して大誘爆祭りを引き起こすシーンも普通に笑うところかと思いました。
この惑星には脅威度の高い感染症が蔓延している…という事実を散々思い知らされた後で、そこらへんの水たまりで顔や傷口をゴシゴシ洗い始める感覚も非宇宙世代の我々には理解し難いですね。


でもエイリアンが出てくるだけで嬉しい

前作『プロメテウス』では

エンジニア+黒い液体 =人類
人類   +黒い液体 =イカ
イカ   +エンジニア=エイリアン

という訳分からなさ過ぎる方程式を披露して観客をけむに巻いたリドリー・スコットですが、今回は非常に明白な解答を提示してきました。行動原理が意味不明過ぎたアンドロイドのデヴィッドも、自分の考えている事を具体的な言葉で表現してくれるようになり相当スッキリした雰囲気に。
その結果、全体的になんだかよく分からないという独特の魅力があった前作『プロメテウス』から一転、全体的に身もフタも無い感じに。


おそらく一般受けしなかったのはこの点がつまんなかったからではないでしょうか。よく分からないからこその不気味さが魅力だったのに、こんなに明快な回答を提示されたら我々はどこに恐怖を感じればいいんだYO!という訳です。


そんなこんなで盛り下がる話ではありましたが『コヴェナント』、いわゆるゼノモーフが景気よく画面に登場しまくってくれた点は好印象でした。
前作同様あくまで
脇役として登場するに過ぎず「そう言えばそんな奴も居た」程度の扱いなのは悲しい所ですが、クライマックスでの宇宙船の風防を頭突きで突破しようとするノリノリぶりには思わず血がたぎる!やっぱエイリアンはこうじゃないと!







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